【猫漫画】爪切りが嫌いな猫との格闘で「切ってやるぞ」と言う感情が隠せない
我が家には猫が3匹いるのだが、猫のお世話で一番苦労してしまうのが「爪切り」だ。ご飯あげたりトイレの掃除をしたりブラッシングしたり、と色々ある中でのダントツ苦労1位が爪切りなのである。
しかし爪切りなんて毛繕いしてるののついでに「はい、切りますよ〜」と言ってパチパチっといける方もいる。実に羨ましい。猫の性格にもよるのかと思わんでもないが、我が家の場合は3匹とも嫌がる。こうなってくるともう、飼い主の「今から爪を切るぞ」という気配だけでも逃げられてしまうのだ。
気配を消そうとする気合いが伝わってしまうという……なんたる失態。
せっかく膝に乗ってるからナデナデして、そのついでに手を触って爪を触られることに慣れてもらった時点で徐に爪切りを出してパチパチっといきたいところだったが、その私の行動の全てに「今日は切ってやる!」というオーラが滲み出ていたようだ。自分では気付いていないが、鼻息も多少荒くなってムフムフ言っていたのかもしれない。そりゃ異変を察知されても仕方がない。
感情を「無」にもできない、猫は猫で微妙な変化に鋭く反応する。こうして我が家での猫の爪切りは格闘の末、1回につき指2本分を処理するので精一杯となる。こんなことが猫3匹分になるんだから私は四六時中彼らの爪切りに心を費やしムフムフ言う羽目になるのだ。