メンタルが強い人が意識して「やらないこと」とは!?
こんにちは、精神科医しょうです。
メンタルを強くしたいと思っている人の中には、過去を悔んだり他人の評価を気にしたりなど、すぐに悲観的な思考に至ってしまうという人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、このような考え方のクセを手放す習慣を身につけなければ、いつまで経ってもメンタルを鍛えることができないと言っても過言ではありません。
生まれ持った気質や性格なのだから、メンタルを鍛えることなんてできるの?と思ってしまうかもしれませんが、努力すれば何才からでも強い精神力を身につけることは可能です。
今回の記事では、メンタルが強い人を目指すためにやった方がいいことと、やらない方がいいことについて考えてみたいと思います。
メンタルが強い人が意識して「やらないこと」とは?
では、どのような考え方のクセや習慣が、メンタルに悪影響をもたらしてしまうのでしょうか?
メンタルが強い人が、意識をして「やっていないこと」を紹介したいと思います。
・どんな時でも「Yes」と言う
人から頼まれると「No」と言えない、やりたくないことを自分をだまして続けてしまうなど、メンタルが弱まるようなことをしていませんか?
メンタルが強い人は「できない」と思ったら、すぐに断る習慣を身につけています。
相手を気づかって迷う素振りなどを見せていると、断りにくくなるだけで両者にとって良い結果にならないかもしれません。
「No」と発することで自身の健康と時間、気持ちを大切にできるようになりましょう。
・人の悪口を言う
会社や学校で、どんな時でもグループを作って行動している人達がいるかと思います。
お互いに高め合え、尊重し合える人同士の集まりなら良いのですが、愚痴や人の悪口ばかりを言い合うようなグループだったら要注意です。
愚痴や悪口を言うと、その時は気分が晴れてストレスが解消しているように思うかもしれませんが、ネガティブな思いは心から消えることはなく、更なる怒りや嫉妬など負の感情に変わっていきます。
強いメンタルを目指しているのであれば、そのような悪影響をもたらす仲間とはつるまず、自分でリフレッシュできる方法を見つける、人の良い面を積極的に見つけ自身の成長に取り入れるなどの方法を取るようにしましょう。
・嫌なことを思い出す
人の悪口や愚痴と同じく、自分の思考においてもマイナスの方向へ傾いていると感じたら、すぐに考えるのを止めることが大切です。
意識してスパッと切ってしまうようにしましょう。
いったん、思考がマイナスの方向へ傾き出すと、頭の中でどんどん膨らんでいき、解決策も思いつかないまま、イヤな気分だけが残ります。
結果的に自分をおとしめてしまうことにもなりますので、ネガティブなことを思い出した時は即、断ち切るように意識しましょう。
メンタルが強い人になるためにできることとは?
では、メンタルが強い人を目指すために身につけると良いことについて考えてみましょう。
先述した通り、年齢に関係なく強いメンタルは努力すればいつからでも手に入れることができます。
始めは簡単ではないかもしれませんが、粘り強く意識的に行えば「生きづらさ」が少し解消されるかもしれません。
・自分でコントロールできることに集中する
人がストレスを溜める時は、自分でコントロールできないことに振り回されていることがとても多いです。
他人のこと、将来のこと、仕事のことなど、解決不能と思えば思うほど、悩みは深まっていきます。
そこでオススメしたいのは、自分の中で「コントロールできる悩み」と「コントロールできない悩み」に分けて考えてみてください。
コントロールできると思う悩みに対する解決に向けたアプローチをすることで、「自分でコントロールできている」という感覚を持つことができるハズです。
・苦しい時こそ笑顔で乗り切る
普段から難しい顔をしたり、緊張をしていたりなど、明らかに余裕のない素振りをみせていませんか?
あごに力を入れて歯を噛みしめていると、交感神経の働きが常に優位になり、呼吸も浅くなり、脳の働きも鈍くなります。
そんな状態を避けるために、まずは口角を上げて笑顔を作ってみましょう。
気分を変えるよりも、手っ取り早く表情を変える方が簡単です!
曇った表情や不機嫌な表情をしていると、ますます気分は落ち込んでいく一方です。
そんな表情をしている人の側には、素敵な仲間は寄ってきませんよね。
まずは、笑顔でいることを習慣にするだけでも、気分は落ち着き人生が良い方向へと向かっていくハズです!
まとめ
今回はメンタルが強い人を目指すために「やらない方がいいこと」と日頃から意識することで「できること」について考えてみました。
メンタルを鍛えたいと思ったら、ぜひ今すぐにでも取り入れてみてください。
ちょっとした考え方のクセや習慣を見直すだけでも、精神は安定し表情も変わってくるものです。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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