シルバーウィークに突入し、いくつかのグルメフェスがスタートしました。大阪城公園では「YATAIフェス！」が開催されているのですが、気になっていたのが長居公園で初開催される「チキンフェス OSAKA 2022」。今年のGWに大阪城公園で「クラフト餃子フェス」、長居公園で「ビーフフェス」を開催したチームが、鶏肉料理を集めて開催する食フェスです。開催期間は2022年9月17日（土）〜25日（日）までの9日間。

　「そんなに鶏肉料理があるんかいな？」と思いそうですが、台湾の蒸し鶏や中華の丸焼きチキン、トルコのチキンケバブなど、世界各国で愛される鶏肉料理や全国各地のローカル鶏料理が味わえるとのこと。

　しかも台風の影響でゆったり食べることができそうとのことで9月16日(日)に会場へ行ってみました。

　会場は長居公園 自由広場。

　公園内ですが、公園の南西口のすぐそばで、OsakaMetro長居公園駅の最寄りの出口から徒歩2分という好アクセスな場所です。

　会場に入ってすぐのところで食券を購入。

　たいていのメニューが1皿700円なので、必要な枚数の食券を購入。ほとんどのお店で現金が使えませんが、電子マネーのICOCAは使えます。

　ブースが1カ所に並んでいるので、食べたいものが探しやすくなっています。

　テーブルもたくさん用意されていました。

会場でリサーチして選んだおすすめはこの3つ！

　会場に並ぶフード＆ドリンクのブースは19店。鶏肉料理を提供するのは15店で、17種の鶏料理が用意されています。ベトナムのバインミーや韓国のタッカルビなど、惹かれるメニューも多かったのですが、会場内のテーブルを見回し、行列などをチェックして5種ほど食べたのですが、その中でよかったものを3つ紹介します。

「大分唐揚げ専門店 とりあん」

名物熟成醤油 大分唐揚げMIX（もも＆フードむね） 700円

　「なんや！超定番の鶏唐やないかい！」とつっこまれそうなんですが、やはりおいしいんです。ジューシーなもも肉はもちろん、胸肉のしまった食感もどちらもめちゃうま。

　大分スタイルの唐揚げは下味がつけられた肉だけでなく、コロモにも味が入っていてしかもサクサク。ビールとも最高にマッチしました。

「玉川精肉店 」

黒糖ココナッツソースのガイヤーン 700円

　ハーブやスパイス、ナンプラーなど、タイの調味料にじっくり漬け込んだ鶏もも肉を炭火で焼き上げたタイの焼き鳥として知られるガイヤーン。

　見た目以上にしっとりした身とパリパリ皮のコントラストも楽しく、ココナッツ＆黒糖を使用した特製ソースともよくあっています。また、振りかけられたハーブやスパイス風味もヤミツキになる味わい。パクチーがのせられるのでなく添えられているのも◎。パクチー好きなので残さず食べました。

「The 3rd.Shibuya」

やみつき旨辛ヤンニョムチキン 700円

　サクッと揚がった手羽元に、甘辛いヤンニョムソースと、辛いものが苦手な方も楽しめるハニーマスタードソースをたっぷりと絡めています。

　骨つき肉なので弾力があり、旨味も強め。いつまでも骨をチューチューしていたくなります。また、酸味を抑えた練乳マヨネーズはクリーミーで禁断のおいしさ！　ハニーマスタードもビールによく合いました。

ビールによく合うメニューがそろった！

　会場内には、「富士桜高原麦酒」と「國乃長ビール」のクラフトビールのブースも。

　全体的にしっかりした味のアイテムが多いので、アルコール好きであればぜひビールも一緒に。

　ヴァイツェン（小麦ビール）を中心に種類も豊富。飲み比べメニューも用意しているので、フィットするビールを探すのもおすすめ。個人的にはスタンダードなヴァイツェンが、軽い飲み口ながらコクがあり好みでした。

　9月19日(月)は台風のため、開催が中止になりましたが、次の連休である25日(日)まで開催。お手軽なレジャーとして会場をのぞいてみてはいかがでしょうか。