【泥酔大事件】飲み会で起こっていた事態に絶句!「酒は恐ろしい」と作者が痛感した理由とは?
前回までのあらすじ
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なんとか無事に実家に帰省するも、記憶を失った飲み会で何があったか気になり、先輩に電話した作者。するとそこで自分が意味不明なことを叫んでいたことが発覚して…
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最初から読みたいぞ!という方はコチラの第一話からどうぞ!
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こんにちは、ニシムラマコジです。前回飲み会で「ツーアウト満塁ー!!」と叫んでいたことが発覚した僕。先輩の話によると、どうやら酔って異常なほどの陽気な感じになり、終始おかしな超ハイテンションだったとのこと。飲み会の最中に何がツーアウトでどこが満塁なのかまったくもって意味不明でしたが、とりあえずセクハラのような迷惑行為をしていないことがわかり、ホッとしました。
ところが…ここで一つ疑問が浮かんだのです。そんなに酔っていた僕を、なぜ皆放置して帰ってしまったのか。そんなに酔っ払う方が悪い、というのは重々承知していましたが、少しぐらい気にかけてくれてもいいじゃないか、といういじけた気持ちもあったのは事実だったので、軽い感じで「僕のこと放ったらかしにしないでくださいよ~」と言ってみたんですよね。すると、先輩から思わぬ答えが返ってきたんです。
「実は谷口君(仮名)が急性アルコール中毒になって救急車で運ばれてな…」
えーっ!?それで謎が解けました。なんと僕以上にヤバい奴がいたため、皆の注目がそいつに集まり、僕はすっかり忘れられていたのです!それなら俺の心配どころじゃないか…。なんて一瞬思いましたが、同時に「だからってちょっとぐらい気にかけてくれてもいいのに…」と、ちょっぴり寂しい気持ちにもなりました。ちなみに救急車で運ばれた谷口さんですが、大事には至らずその後はすっかり元気になったようで、ホッとしました。
そしてその一週間後、僕はまた京都に戻り、バイトに行ったのですが…残念なことに、今まで大人しいヤツだと思われていた僕のキャラが、一転して能天気なハイテンション野郎として定着してしまいまして…。今まで話したことすらなかった人たちからも、変な奴という扱いを受けるようになりました。こんなはずじゃなかったのに…。こうして僕はおかしなツーアウト満塁男として、肩身の狭い思いをしながらその後のバイト生活を過ごすハメになったのでした。
以上が僕が20歳の時に経験した泥酔大事件です。その日以来、僕はお酒を飲むのが怖くなり、飲み会があっても3杯程度でセーブする癖がついてしまいました。外で何時間も寝込むなんて、夏だったから良かったものの、冬だったら本気で死んでいたかもしれません。急性アルコール中毒になった彼もそうですが、やっぱりお酒は怖いので、ほどほどに楽しむのがいいかもしれませんね。読んでいただいた皆さんも、僕のようなアホみたいな目に遭わないよう、お酒を飲む時はくれぐれもハメを外しすぎないよう、飲みすぎないようご注意くださいね!
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■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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