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【泥酔大事件】飲み会で記憶を失った男。先輩にその時の様子を聞くと、自分の行動に言葉も失った!

前回までのあらすじ

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8時発のバスに乗るため、京都から全速力で大阪に向かった作者。8時ギリギリに到着したものの、バスは無情にも男の目の前で扉を閉めたのだった…。

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最初から読みたいぞ!という方はコチラの第一話からどうぞ!

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こんにちは、ニシムラマコジです。前回大阪発のバスに間に合ったかと思った瞬間、その扉が閉まる姿を目撃してしまった僕。万事休すか…と思いながらも、奇跡を信じてバスに向かって突進しました。すると!

プシュー!

ダッシュする僕の姿に運転手さんが気づいてくれたのでしょう。再びバスの扉が開き、乗車に成功したのです!やったー!まさに奇跡。ビルにいたマダムが僕のケータイと鍵を拾ってくれたことも奇跡なら、駅に着いたと同時に大阪行きの急行が到着して、8時前に大阪に到着できたのも奇跡です。ここに至るまで色々なことがありましたが、それぞれの出来事が少しずつでも遅れていたら、おそらく僕はバスに乗車することはできなかったでしょう。そんなことを考えながら座席に着席すると、喜びの感情が込み上げてきました。ところが…

「うっ!」

喜びの感情と共に、唐突に嫌な物が込み上げてまいりました。やばい!そう思った僕は慌ててトイレに駆け込みました。

「げぼおおおぉぉぅぇぇぇぇ!!」

こちらもバス同様、ギリギリ間に合いました。思わず寝込んでしまうほど大量の酒を飲み、その酒が抜けきらないまま右往左往し、挙げ句の果てに駅からバス乗り場まで全力でダッシュしたわけですから、僕の体が悲鳴をあげたのは当然と言えば当然と言えるでしょう。トイレ付きの高速バスで良かった…。その後座席に戻った僕は、およそ5時間半の道のりを、まるでフルラウンド闘ったボクサーのようにぐったりとしながらバスに揺られ、実家に向かったのでした。

こうしてヘロヘロになりながらなんとか実家に到着。ようやくホッと一息をつくことができました。ところがしばらくすると、果たして自分が飲み会で何をやったのか…不安で胸がいっぱいになってきたのです。改めて思い出そうとしましたが、まったく思い出せません。ひょっとして、女性に何かセクハラ的なことをしたんじゃないか…!?怖くなった僕は、いてもたってもいられず、一緒に飲み会に出席したバイトの先輩のところに電話をかけることにしました。すると…

「え!?何も覚えてへんの?」

驚く先輩。僕はドキドキしながら、昨日の飲み会の様子を聞きました。すると、先輩の口から予想だにできない答えが返ってきたのです。

「ツーアウト満塁ー!!って叫んでたで。」

どういうこと!?まったくもって意味不明です。詳しく話を聞くと…僕がわけのわからないことを叫んでいた裏で、どうやら飲み会では驚くべき事件が起こっていたようでした。

果たして飲み会で何があったのか!?気になる続きは、こちらの第七話からどうぞ!

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■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。

他のお話はこちらの「記事一覧」から見てね!

ギャグ漫画家ニシムラマコジです!子育て漫画の他、エッセイ漫画や4コマ漫画等、様々なジャンルの漫画を公開中!公式サイト「ニシムラマコジの栄冠はバカに輝く」では、フォアミセス(秋田書店)にて連載していた「おとーちゃんはへこたれまくり」の電子書籍の販売や、変な漫画の無料公開、LINEスタンプの販売等、色々やってます!見てね!

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