いわはし館 蕎麦の里 目出たい蕎麦セット なんと6味の味わい 【耶麻郡 猪苗代町】(いなわしろまち)
飲食・観光・会津ぶらぶら「あいづ くらし」です。
猪苗代町 いわはし館
磐梯山(ばんだいさん)は、天高くそびえ立つ岩(磐)のはしご(橋)にたとえられ「いわはし山」と呼ばれ、磐梯山の頂上には「磐梯明神」が鎮座されていました。
(奈良時代に磐梯山のふもと見祢山南麓に遷座される)
磐椅神社(いわはし神社) 会津藩祖の強い憧憬 保科正之公が埋葬地に求めた霊地
「いわはし館」は天上界と地上を繋ぐ磐梯山から名づけらた名称になります。
後述する「猪苗代電子クーポン」の利用可能飲食店の中から、会津若松市から地理的に1番近い店として行ってきました。
祝言そば セット(しゅうげん蕎麦)
祝言は「結婚式」のこと。
祝言の際に「山鳥とごぼうでとった出汁の蕎麦」を振る舞っていた事にちなんだ蕎麦がついてきます。
写真、右の赤椀が「祝言そば」。
「こづゆ」(手前の天塩皿)もついて目出たい雰囲気。
「こづゆ」もまた、会津では特別な日に作られる汁物です。
一般的には「しらたき」が使われますが、こんにゃくだったりするあたり地域の特色が出ているのかもしれません。
よく似た汁物に「ざくざく」もあります。
「こづゆ」はホタテの貝柱で、「ざくざく」は煮干しやスルメで出汁を取ります。
5段の黒椀がついてきて、祝言のお品書きに出てくるもの。
1.葱と七味
2.ゴマとクルミ
3.しいたけと梅
4.挽き割り納豆
5.大根おろしと鷹の爪
とあります。
それぞれに蕎麦つゆを入れて蕎麦を味わうのですが、これがどれも蕎麦に合う。
こんなに様々な薬味が合うなんて知らなかった。
温かい祝言そばと相まって美味しさ倍増。
蕎麦は二八そば。
蕎麦はうどん(稲庭風)にも変更できます。
数量限定ながら、10割蕎麦もあります。
店舗 店内
広くて客席も多い。
駐車場が広いので、観光バスなどが昼食に立ち寄るのかもしれません。
入口正面がお会計になっていて、右側がお食事処。
お会計の左側がお土産処となっています。
地のもの(野菜等)や、会津のものなどが並んでいます。
惣座遺跡(そうざいせき)
いわはし館には惣座遺跡(そうざいせき)が見つかっていて、平安時代から鎌倉時代にかけての「古代そば」の種子が出てきています。
リンク先の特記事項に「井戸跡から蕎麦の実と茎が出土している」とあり、「蕎麦の里」たる所以です。
店舗 外観 駐車場
店舗前が大駐車場です。
建物も大きいのですが、この何倍もの駐車スペースがあります。
猪苗代電子クーポン
先にお断りすれば、猪苗代電子クーポンは既に販売終了となっていました。
猪苗代電子クーポン(いなわしろ電子クーポン)
で会計を済ませました。
猪苗代町のプレミアム付き電子クーポンで誰でも購入することができました。
利用期間が定まっていますので、購入された方は忘れずにご利用ください。
2025年3月10日まで。
【 蕎麦の里 いわはし館 】
所在地:〒969-3284 福島県耶麻郡猪苗代町三ツ和村西65
営業時間:
■そば店
(4~11月・水曜日定休)11:00~14:30(オーダーストップ14:30)
(12~3月・水曜日定休)11:00~14:00(オーダーストップ14:00)
■農産物直売・売店
(4~11月・水曜日定休)9:00~15:30
(12~3月・水曜日定休)9:00~15:00
電話番号:0242-72-0212
定休日:毎週 水曜日
公式ホームページ:蕎麦の里 いわはし館
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
会津全域で美味しい蕎麦が食べられるのは、会津に住む者としてはちょっと自慢。
よく観光の方が利用するような立地に店を出しながら、あまり会津っぽくない蕎麦が出たりすると、他人事ながら気を揉みます。
そういえば、バスツアーで出かけた先の「うどん」(全国でも有名なうどん)が同行の会津の方の口に合わず、多くの方が残されていたことがあります。土地が変われば好みも変わるという事なのですが、さて、会津の蕎麦はどうなのでしょうか。
食べられた方の口に合えばよろしいのですが。
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