【那覇市】女店主が営む土鍋ご飯屋さんで身も心もぽかぽか温まる。
那覇芸術文化劇場なはーとの目の前の建物を見上げると「ぽかぽか」という看板が目に入ってきました。これは行ってみるか、と思い2階に登ってみることに。
2階に上がって右手の奥に入ると、この「ぽかぽか」というお店はありました。この「ぽ」の字体がなんとも可愛くて癒されます。
店内は出入り口入ってすぐ右手には4人がけのテーブルがありました。観葉植物が飾られ、落ち着く席です。
左手を見ると6名ほど座れるカウンター席がありました。筆者が訪れたのが2023年9月の末頃、ちょうど店内の改装した手で、カウンターがリニューアルされたようです。木を基調としたモダンな空間は、どことなく料亭のような雰囲気。店主の女性もはんなりとしたお話上手な美人さんで、思わず魅了されてしまいました。
このお店では一人一人に炊き立ての土鍋ご飯を提供してくれます。予約なしで入ると、土鍋ご飯を炊くのに時間がかかるようで、行くことが決まっていたら予約することをおすすめします。とはいえ、ふらっと入った筆者も30分ほどでご提供いただけました。
毎月使っている米を変えているそうで、2023年9月は佐賀県産のさがびよりのお米を使用していました。説明も丁寧にされていて、期待値が高まります。
メニューはそれぞれ1枚ずつ丁寧に紹介されていて、どれも美味しそうです。こちらは山城牛肉たく土鍋御膳です。(画像は2023年9月のものであり、2023年10月より2,500円→2,750円に価格変更しているとのことです。)
こちらは一番人気の山城牛焼きすき土鍋御膳です。(画像は2023年9月のものであり、2023年10月より2,500円→2,750円に価格変更しているとのことです。)
お魚のメニューもあります。お魚は日によって違うようなので、その都度ご確認ください。
ヒレカツは数量限定とのことです。「限定」この言葉に弱いのは私だけではないはず。
そして「限定」という文字と同じくらい魅力的なのが「一番人気」というワード。今回は初見であるということもあり、店長さんオススメ一番人気の山城牛焼きすき土鍋御膳を頼みました。土鍋ご飯を炊いている間にサラダが頂けます。
30分ほどで、山城牛焼きすき土鍋御膳が運ばれてきました。土鍋を開けた瞬間白くてツヤツヤ輝くお米の香りがふわっと広がります。山城牛は生でも食べられるくらい新鮮なので、鉄板に少し火を通すだけでOKとのこと。
見てください、このお米一粒一粒がしっかりと立ってなんと美しいこと! 噛むごとに甘味が広がり、飲兵衛は久しぶりにお米の美味しさを感じることが出来、感動しながら頂きました。
数秒ほど火を通しただけの半生の山城牛を卵につけて頂くと、これはもう絶品! 甘みのある牛肉に卵タレのまろやかさが加わってご飯にもよく合います。えのきや白菜などを焼いて巻いても、また一味変わって美味しいです。
最後にひといきセットという名のコーヒーとくずきり餅が出てきました。抹茶が乗った爽やかな甘さのくずきり餅で、お口の中がさっぱりします。ゆっくり店員さん達とお話しながらコーヒーもいただき、その名の通りひと息つけました。ほっこり。
お米は一人1合弱炊いているとのことで、食べきれなければおにぎりにして持ち帰ることも可能とのことです。ランチといえば仕事の合間に素早く栄養摂取しがちという方に、たまにはゆっくり食材を味わって過ごしてみるのも良いのではないでしょうか。上品な空間で美味しい土鍋ご飯を食べて、一息ついてみてはいかがでしょうか?
土鍋飯 ぽかぽか
住所:沖縄県那覇市久茂地3丁目25−19 リバーサイドガーデン 2-F
電話:090-8400-7380
定休日:不定休
営業時間:ランチ 11時00分~16時00分
ディナー 18時00分~22時00分(木、金、土)