2020年投げ銭ランキング世界1位のVTuber桐生ココが卒業を発表。過去に「一つの中国」問題で炎上
YouTubeで人気の女性バーチャルユーチューバー(VTuber)グループ「ホロライブ」に所属している桐生(きりゅう)ココさんが、同グループを卒業すると6月9日に発表しました。
桐生ココさんはYouTubeの投げ銭機能「スーパーチャット」で2020年に世界で一番稼いだ(約1億5900万円。データはPLAYBOARDより)ことで有名なVTuberです。
発表はホロライブを運営する株式会社カバーのサイトと動画の両方で行われ、卒業理由についてサイトでは「本人の意向」、動画では「理由につきましては、言えないことがとっても多いので、皆さんには、言わないことになります。納得できないよね」と語られています。
「一つの中国」問題で過去に炎上。以降、荒らし行為に悩まされる
卒業理由は公開されていないものの、桐生ココさんは過去(2020年4月)にいわゆる「一つの中国」問題で炎上したことがあります。
これは生放送中にYouTubeの視聴者層がわかる分析資料を掲載したところ、「上位の国」という項目に「台湾」の文字があったことで、一部の中国ユーザーが「台湾は国ではなく、中国の一部だ」と怒ったものです。
補足すると桐生ココさんはYouTubeが提供している資料を掲載しただけであり、彼女自身が「台湾は国だ」と発言したわけではありません。しかし、結果として炎上しました。
カバーも謝罪文を発表したものの、それでも収まらず、この炎上をきっかけに桐生ココさんは中国ユーザーによるものと思われる“荒らし”に長く悩まされることになります。
今回の卒業には、この長くくすぶり続けている炎上が関係しているのではないかとみられています。
卒業ライブは7月1日に開催
なお、7月1日20時より桐生ココさんの卒業ライブが開催されるとのことです。