【世界トップランナーの走りは?】ウォーミングアップや暑熱対策は?
|陸上の祭典が開幕
15日(日本時間16日)から開幕した世界の祭典。行き成り、20km競歩では山西選手が金メダル、池田選手が銀メダリストのワンツーフィニッシュと素晴らしいスタートを切りました。100mなどトラックの予選も次々始まり、そして明日(男子)、明後日(女子)はマラソンがスタートします。日本人選手の活躍も楽しみですが、市民ランナー目線で言うとウォーミングアップやアップシューズなどどのような準備をするのでしょうか?
|スキップ系のドリルのアップに注目
100mなどサブトラックの映像も少し流れるので、ウォーミングアップやランニングドリル、そして流し(加速した走り)をどのくらいの距離を行うのか?ドリルではスキップ系のドリルが多く見受けられます。神経系の刺激をどの程度行っているのでしょうか?マラソンで言えば、どの位の刺激と距離をアップで走るのか?アップシューズは何を履いているのか?それを踏まえ、市民ランナーに置き換え、大型のフルマラソンはノーアップなので、スタートからどの位までがアップの距離に相当するのか参考になります。
|暑熱対策は?
100mなどのトラックの競技は、夏の季節に向いていますが、日本より気温や湿度も低いが競歩やマラソンにとっては過酷なレースに、どのような対策を練るのか?日本の大会ではスタート前まで氷を腋窩や首筋にあてていましたが、競歩の20kmでは山西選手はスタートから水を被るなど、体温の上昇を抑える工夫がされています。明日以降のマラソンではどのような対策を練るのか?市民ランナーの参考になるので、マラソンのレースだけでなく、暑熱対策などの別の側面からもテレビから目が離せない。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野