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みかん1個分の約半分の果肉がぎっしり!まるで「みかんの缶詰」をそのまま凍らせたような味わい

アイスマン福留アイスクリーム評論家

こんばんは!アイスマン福留です!

今回は、赤城の名作「ガツン、とみかん」の濃厚版をご紹介します!

赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』

赤城乳業の人気商品「ガツン、とみかん」。”ガツン、とシリーズ”では今まで様々なフレーバーを展開してきましたが、その中でも「みかん」は不動の人気を誇る代表格のフレーバーです。その「みかん」フレーバーをさらに濃厚に仕上げたものが、今回の「ガツン、と濃いみかん」です。

ガツン、と濃い

「ガツン、と濃い」シリーズは、冬場にも食べやすいフルーツアイスとして2011年に登場し、寒い時期に乾燥した喉を潤す高果汁が人気を集めています。通常の「ガツン、とみかん」が、みかん果肉・果汁40%なのに対して、「ガツン、と濃いみかん」は、みかん果肉・果汁70%、とかなり濃厚です!「ガツン、とみかん」というと、夏の印象が強いですが、冬には「コタツでみかん」という風情もあり、この季節にもぴったりの味わいとも言えます。

ガツン、とシリーズ

赤城乳業の「ガツン、とシリーズ」は、赤城の人気アイスシリーズです。このシリーズの前身、「みかんちょ」は1977年に発売されました。そして1998年からは「ガツン、とシリーズ」として展開され、赤城乳業のロングセラー商品として多くの人々に親しまれています。自社の代表商品である「ガリガリ君」と比較して「人気がない…」と自虐的、かつユーモラスに宣伝していますが、実際には多くのファンに支持されている人気アイスです。

パッケージ

通常の「ガツン、とみかん」のパッケージは、青空の背景に舞うみかんが特徴的です。しかし、今回の「ガツン、と濃いみかん」のパッケージは、全体が光沢のあるオレンジ色で、鮮やかなみかんのカラーを表現したデザインになっています。

赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』
赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』

内容量は90mlと、やや小ぶりなサイズです。10年前の「ガツン、とみかん」は110mlのサイズでしたが、原材料や包材の高騰、エネルギーコストの増加、そして「ちょい食べ」の需要の高まりなど、さまざまな要因が絡み合い、現在のサイズに至っています。

赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』
赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』

同シリーズは、2016年のリニューアルで一度 スタイリッシュな矢じり型形状 になりましたが、2019年から長方形に戻っています。

赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』
赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』

たっぷりのみかん果汁を使ったジューシーなみかんアイスキャンディーは、シャキシャキの食感!そして、ごろっと入った存在感のあるみかん果肉が、商品名の通り“ガツン”と感じられるのが、このシリーズ最大の魅力。

使用されているみかんはシロップづけされています。実は「ガツン、とシリーズ」は、「みかんの缶詰を凍らせるとおいしい」という声から生まれた商品なのです。

コンセプトの通り、まるで「みかんの缶詰」をそのまま凍らせたような味わいです。

ちなみに、このシリーズではシロップ漬けができないフルーツはシリーズに加えないというポリシーがあるそうです。何度食べても飽きない味。長年愛され、ファンが多いのも納得です!

赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』
赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』

通常の「ガツン、とみかん」には、みかん1個分の約半分の果肉が詰まっています。年間で見ると、約1,000万個以上のみかんが使用されているとのことです。

赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』
赤城乳業『ガツン、と濃いみかん』

みかん果肉をガツン、と詰め込み、果汁量も増やした、ジューシーで爽快な濃いみかんアイスキャンディー。「ガツン、と濃いみかん」。おいしいアイスは、季節関係なくオールシーズンおいしい!ガツみかファンはお見逃しなく!

アイスマン福留でした!Have a ICE day !!

アイスクリーム評論家

年間に食べるアイスの数は1000種類以上。コンビニアイスクリーム情報サイト「コンビニアイスマニア」を運営。日本中のご当地アイスを食べ歩き、全国を制覇。2014年に一般社団法人 日本アイスマニア協会を設立し代表理事に就任。ご当地アイスが100種類以上集まるアイスクリームイベント「アイスクリーム万博(あいぱく)」を主宰。アイスクリームの業界紙でコラムを連載するほか、アイスクリームの専門家としてメディアに出演。著書:『日本懐かしアイス大全』『日本アイスクロニクル』『ご当地アイス大全』(辰巳出版)等。

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