北海道産小麦を使った焼き立てパン工房「シロクマベーカリー」本店へ(札幌市白石区)
普段は街中の「シロクマベーカリー」を利用することが多いのですが、実は「シロクマベーカリー」という店名で現在の場所に移転してからは行ったことがありませんでした。イートインコーナーもあったので、美味しいコーヒーとパンを食べてきました。
前進の「れもんベーカリー」
スタートは古くて、1947年、函館で誕生。その後、1970年に札幌に拠点を移し、以来「シロクマパン」のブランド名で親しまれてきました。
昔から北海道は小麦の栽培が盛んでしたが、やっと1986年にパン作りに向く「はるゆたか」が誕生しました。それまでの小麦は主にうどんなどの麺用でした。
「安心でおいしい地元の素材を使ったパンを多くの人に食べてほしい」と考え、1997年、札幌市西岡に道産小麦だけを使った焼きたてパンの店「れもんベーカリー」が誕生したのです。
食の安全性への関心の高まりを受け、2009年からは有機農法による小麦を使ったパンの製造を目指し、小麦生産農家との協働で畑作りからの取り組みを開始。有機JAS認証も取得して、2014年、道産小麦100%のオーガニックパンを完成させています。
2015年からは「シロクマベーカリー」
2015年9月、現在の本郷通りに移転、リニューアルオープン。店名は創業時の思いを込めて「シロクマベーカリー」と名付けられました。
こちらはシロクマベーカリーのロゴです。
シロクマベーカリーのロゴのデザインは、国際的に活躍する現代美術家のミヤケマイ氏によるもの。ロゴに秘められた思いなどはお店のホームページに詳細が書かれていますので、ここでは割愛します。
イートインコーナーもある本店
シロクマベーカリーでは、北海道新篠津村のファーム田中屋の、有機JAS認証を得た春播き小麦「はるきらり」を使っています。
店内には余分な材料は極力使わず、素材の味わいを活かしたパンたちが並びます。
小腹が空いていたので、パニーニ(大豆ミートボロネーゼ)とホットコーヒーを選びました。せっかくだったので、パニーニは少し温めて。チーズがとろーりと溶けて美味。大豆ミートを使っているのですが、お肉と変わらないですね。
一緒に運ばれてきたのは試食の食パン。
今なら、ドリンクを注文してイートインスペースを利用する人に「世界自然遺産の水 知床羅臼海洋深層水を使ったシロクマの食パン」を無料提供しています。
実は、シロクマベーカリーは「知床らうす特産品認証店」で、羅臼町の海洋深層水や塩、スモークサーモンなどを使ったパンもあります。
添えられているのは、国産バターと生クリーム、塩を使った“自家製ホイップバター”。ホイップバターのコクが食パンの甘味を引き立てています。
そして、今回連れて帰ったのは、こちら。
シロクマの顔と足。カスタードクリームやジャムが入っています。子どもが喜びそうな形状ですね。
地下鉄東西線「南郷通13丁目駅」すぐ近く! パンを食べながらちょっとのんびりしませんか?
朝も早くからやっていますよ!
<シロクマベーカリー南郷13丁目本店>
*住所:札幌市白石区本郷通13丁目南5-20
*TEL:011-598-0151
*営業時間:8:30~21:00(売り切れ次第営業終了)
イートイン/8:30〜20:00( LO19:30)
*定休日:火曜日
*詳細はこちらをごらんください。
*公式インスタグラムはこちら。
<丸井今井店>
*住所:札幌市中央区南1条西2丁目 丸井今井B1F
*TEL:011-205-2175
*営業時間:10:00~20:00
*定休日:丸井今井札幌本店の休業日に準ずる
<札幌駅エスタ店>
*住所:札幌市中央区北5条西2-1 エスタ大食品街
*TEL:011-213-2071
*営業時間:10:00~21:00
*定休日:札幌駅エスタの休業日に準ずる