HSPの共通点は「ソロ活動」を好む?ひとり時間のすすめとは?
こんにちは、精神科医しょうです。
コロナ禍では自粛生活や在宅ワークの推奨により、生活スタイルも大きく変わりました。
「家飲み」「ソロキャンプ」「ひとりカラオケ」など自己完結できる楽しみ方も普及したため、ひとりでいることに対して違和感を抱かない世の中になったと言えるのではないでしょうか。
もしかしたらHSPさんにとって、コロナ前より今の方が「生きやすくなった」と感じている方も多いのかもしれません。
HSPさんはどちらかと言うと、ひとりの時間を持つことで心のゆとりが生まれ、活力を取り戻す傾向があります。
無理矢理、他人に合わせて活動するよりもソロ活動をした方が「自分らしさ」を発揮できると思っている方も多いのでは?
今回はHSPさんに共通する?!ソロ活動のすすめについて考えてみたいと思います。
HSP度をチェックしてみましょう!
5人に1人の割合でいると言われているHSPさんですが、周りの空気を敏感に読み取る能力が高く、疲れやすい傾向があります。
また、HSPさん以外にも発達障害や不安障害、うつ病を患っている方なども場の空気をキャッチしやすい傾向があると言えます。
また、HSP気質と病気の両方にまたがるグレーゾーンの方も、下記で取り上げるような特徴に多く当てはまるかもしれません。
・小さな変化に気づく
・他人の気分に左右されやすい
・忙しい日が続くと、一人になりたくなる
・カフェインに敏感
・五感が鋭い
・とても良心的
・豊かな想像力を持ち、空想にふけりやすい
・一度にたくさんのことを頼まれると混乱する
・変化を好まない
・競争が苦手
多く当てはまる方はHSP度が高いと言えます。
また一つの度合いが高ければ、HSPの可能性があるとも言えます。
ぜひ、参考にしてみてください。
自発的なソロ活動のすすめとは?
HSPさんの中には、我慢をして他人に合わせているという方も少なくありません。
「嫌われないようにしよう」「分かってもらおう」と自己犠牲をはらってまで苦手な人に近づいたり、合わせたりすることで心を傷つけてしまうことがあります。
そんなHSPさんにオススメしたいのは、自発的なソロ活動です。
先ほども述べましたが、コロナ禍の影響で「ソロ活動」を好む人が多くなったように感じられます。
「職場でのランチは一人でしたい」と思う方が半数以上に上ると言う調査結果も最近のWEBニュースにありました。
多くの方が、一人の時間を大切にする世の中になりつつあるとも言えるのではないでしょうか。
そこで、HSPさんにオススメする自分を守るための自発的ソロ活動についていくつかあげてみたいと思います。
・「合わない人」を遠ざける
会っている時は気付かなくても、一人になった時に「疲れる」「モヤモヤする」と感じる方は、合わない相手だと言えます。
「たまたまかも」「自分が悪かった」などと考えずにできるだけ会わないように、関わらないようにすることで自分を守りましょう。
合わない人と接した後は、一人で休息する時間を持つのも良いかもしれません。
・「他人の評価」を気にしない
「他人の目が気になる」「陰口を言われているかもしれない」など、HSPさんは他人を気にし過ぎる傾向があります。
しかし、他人がどう思っているかはその人次第であって変えることはできませんし、あなた自身が気にすることではありませんよね。
それよりも、HSPさんは自分の気持ちと自分が生まれながらに持っている持ち味を大切にしましょう。
・「本音」を大切にする
「もう無理」「疲れた」「イヤだ」は決してネガティブなことではなく、心身から発せられるサインです。
これらを大切にできなければ、付き合いたくない人と付き合ったり、行きたくもない場所に行ったりなど、体力、気力、時間ともに消耗してしまいます。
結果的にストレスが溜まり、上手く対処できなければ病を患うきっかけになるかもしれません。
自分の本音に気づけるのは自分しかいません。
ギリギリまで我慢するのではなく、早めの対策を打つようにしましょう。
・意識的にひきこもる時間を作る
とはいえHSPさんは常に繊細なアンテナを張っているため、気をつかわない日はないと言っても過言ではありません。
「疲れた」「一人になりたい」と感じたら、ひきこもる時間を持つようにしましょう。
休みの日には誰にも会わないと決めても良いでしょう。
自分の家や部屋だけではなく、自分にとって居心地が良いと感じられるパワースポットやカフェなどへ行って一人で過ごしてみることもオススメです。
自らひきこもりの時間を持つことで「自分らしさ」を保ち、気分転換を図るようにしましょう。
まとめ
今回はHSPさん向けにソロ活動とひきこもりの時間を持つことを提案してみました。
普段から他人に振り回され、疲労を感じやすい方はぜひ、自分だけの時間を持つようにしてみましょう。
「ひきこもること」は「自分を見つけること」にも通じるのではないかと思います。
自分と向き合うことで、新たな自分の魅力や才能に気づくこともあるかもしれません。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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