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イ・ジョンフ、アン・ウジン不在のキウム キム・ヘソンが5安打で奮闘も最下位7連敗<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
5安打4得点と奮闘のキム・ヘソン(写真:キウムヒーローズ)

10日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。キウムヒーローズ-ハンファイーグルス(コチョク)は点の取り合いに。

ハンファが9-8で1点リードの9回裏、追うキウムは2死満塁のチャンスでこの日3安打の2番ロニー・ドーソンに打順が回るも、ドーソンはショートゴロに倒れてゲームセット。ハンファが勝利し6連勝を飾った。ハンファは7位と2ゲーム差の8位。

敗れたキウムは9位と4ゲーム差の最下位10位。この日の敗戦で7連敗となった。キウムは16安打し、1番のキム・ヘソンはおととい8日に続いて5安打を記録。9回にも四球を選んで6打席すべてに出塁し4得点と奮闘するも、勝利には至らなかった。

キウムは外野手のイ・ジョンフが左足首を手術しリハビリ中、エースのアン・ウジンの右ひじ手術(トミー・ジョン手術)が決定し、投打の柱を欠いている。

◇9月10日(日)の結果

・トゥサン 8 - 2 サムスン(チャムシル)

 勝:アルカンタラ

 敗:チェ チェフン

・キウム 8 - 9 ハンファ(コチョク)

 勝:ユン デギョン

 敗:チュ スンウ

・KT 5 - 6 SSG(スウォン)

 勝:イ ロウン

 敗:キム ジェユン

・KIA 8 - 7 LG(クァンジュ)

 勝:チェ ジミン

 敗:チョン ウヨン

・NC 3 - 1 ロッテ(チャンウォン)

 勝:フェッド

 敗:ウィルカーソン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「きのうの観衆、1日の最多記録」

ダブルヘッダーで4カードが組まれ、全9試合が行われたきのう(9日)。総観客数が128,598人で1日の最多記録となった。第1、2試合での重複する観客も含まれる。チャンウォンNCパークのNC-ロッテは17,861人が入場し、同球場がオープンした2019年4月以来の大入り満員となった。これまでの1日(全5試合)の最多は2016年5月5日の114,085人。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

NCダイノス戦の9回表、ユ・ガンナムの代走で出場。後続打者の二塁打でこの日チーム唯一の得点となるホームを踏んだ。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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