今季の観客数、コロナ禍以前に回復 人気増で史上3位に迫る<韓国KBOリーグ>
15日のKBOリーグは3試合が14時開始のデーゲームで行われた。
3位に3チームが並ぶ中、この日勝利したNCダイノスが3位、敗れたトゥサンベアーズは5位に。試合がなかったSSGランダーズが4位となった。残り試合はいずれも2試合。3位は準プレーオフ、4、5位はワイルドカード決定戦に進出する。
⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)
29年ぶりの公式戦1位を決め、韓国シリーズに直行するLGツインズは最終戦を本拠地・チャムシル球場で行った。観客は今季7度目の満員となる2万3,750人。LGは年間動員数が10年ぶりに120万人を超えた。
リーグ全体でも多くの球団が観客を増やし、この日総動員数が800万人を突破(803万6,043人)。これまで3番目に多かった2018年の807万3,742人に迫る数字となっている。
今季の1試合平均の観客数は11,239人。過去最多は13,451人(2012年)だが、当時は8球団、133試合制(現在は10球団、144試合)だったため、総動員数では今季の方が100万人近く多い。
今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、韓国代表は3大会続けて1次ラウンド敗退。しかしリーグ公式戦ではそれを原因とする野球人気の低下はなく、若い世代を中心に多くのファンが球場を訪れた。
◇10月15日(日)の結果
・LG 5 - 2 トゥサン(チャムシル)
勝:イム チャンギュ
敗:キム ドンジュ
・ハンファ 7 - 4 ロッテ(テジョン)
勝:チュ ヒョンサン
敗:ナ ギュンアン
・NC 5 - 3 サムスン(チャンウォン)
勝:イ ジェハク
敗:ウォン テイン
⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)
<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>
ハンファイーグルス戦に1番レフトで出場。1打席目初球をピッチャー返しのヒット。3番ユン・ドンヒの打席で二盗に成功した。2打席目ファーストゴロ、3打席目空振り三振、4打席目セカンドゴロ。8回裏の守備で退いた。4打数1安打1盗塁。
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。