【銭湯サウナ体験】サ道2022ロケ地の人気銭湯で”ととのう”湯どんぶり栄湯
湯どんぶり栄湯|サ道2022のロケ地としても使われた大人気の銭湯サウナ
東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅から徒歩12分という立地に今回ご紹介する湯どんぶり栄湯はあります。昭和20年に「栄湯」として開業、直近2017年5月、2020年10月のリニューアルを経て現在に至ります。
サウナ設備ですが、銭湯であるもののサウナ施設に引けを取らないほどの本格派。サウナ室は100度としっかり熱々…15分に一度のオートロウリュ+自動熱波は終わると退出者が続出するほど。水風呂は18度+外気で冷え冷えだけど、オーナーの梅田 清治郎さんこだわりの"美泡水風呂"は全身微細な泡に包まれてなんとも気持ちが良く、いつまでも入っていたい──そう感じること間違いなしです。
暖簾をくぐると番台で受付。直後、目に飛び込んでくるのはサインの数々。
本格派の岩塩サウナと美泡水風呂
サインの多さに期待を膨らませながら、浴室へ向かいます。
内湯と露天部分で雰囲気が異なるのも湯どんぶり栄湯を楽しむ要素の一つ。サウナ室や水風呂は露天部分にあります。
サウナ室にはピンク岩塩が置かれていて、少し薄暗い照明で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。男性側にはサウナストーブがサウナ室奥に置かれており、ベンチが2段配置。
女性側は3段作りで2段目が広く作られている作り。下段部分が広くなっているので、混雑がなければ寝そべることもできそう。熱源のストーブは写真右手に配置されています。
室温は男女ともに100度。上段はサウナに通い慣れた方でも「おっ…これは...」と感じる熱さですが、下段は心地の良い温度なので熱々が好き、苦手どちらでも楽しめるようになっています。
15分に1回のロウリュウが始まると、サウナ室はしっかり熱々── 思わず「あっつ……」と口に出してしまうくらい。ロウリュウの機械が静かに止まると、それを待っていたかのように次々とサウナで蒸された人たちが出ていく、そんな光景を目の当たりにします。
アッツアツに蒸されたら、湯どんぶり名物の”美泡水風呂”が待っています。温度は18度と比較的優しい設定温度の水風呂ですが露天に設置されているので、特に秋・冬は心地良い風を感じながらしっかりと体を冷やすことができます。
この水風呂ただの水風呂ではありません。”美泡水風呂”と呼ばれており微細な泡が絶えず発されています。体の周りを包み込む優しい”しゅわしゅわ”とした感覚は一度入ると病みつきに。僕もこの水風呂が忘れられず、足を運んでいます。
外気浴スペースに用意されている椅子は高級感のあるものが4脚。簡易な椅子が広く使用されている中で、椅子のチョイスにも施設側のこだわりが感じられます。
誰も見たことない水風呂を俺は作る ── 試行錯誤の4ヶ月
サウナによく通われる方の間で湯どんぶり栄湯の”美泡水風呂”は有名な施設ですが、オーナーの 梅田 清治郎さん のこだわりが詰まっています。
「誰も見たことない水風呂を俺は作る」と周囲に公言し、リニューアルに乗り出されたそうです。美泡水風呂ができるまで全国の業者に梅田さんが直接連絡をし、なんと自宅のお風呂で試行錯誤を繰り返す──そんな日々を4ヶ月間。
炭酸についてもただ調べるだけではなく、顔をつけて目で確かめるという徹底ぶり。まさに体を張って試行錯誤した結果できたのが、今の美泡水風呂です。
当時をよく知る湯どんぶり栄湯コミュニティマネージャー 金子 宗史さんは、リニューアルに並々ならぬ情熱を燃やす梅田さんのこだわりに「これは工事期間中に完成しないのでは…?」と思っておられたそうです。
業界初の取組 銭湯コミュニティ「湯どんぶりの待合室」
オーナーの梅田 清治郎さんと湯どんぶり栄湯コミュニティマネージャー 金子さんがタッグを組んで始めた銭湯業界初の取組 銭湯コミュニティ「湯どんぶりの待合室」
コミュニティ作成の経緯を金子さんにお聞きすると、このように話されていました。
湯どんぶりの待合室はどんな場所なんでしょうか?
現在同コミュニティの登録者は800名を超え、情報交換やコミュニケーションが図られています。僕自身「業界初」「先駆的な取組」にワクワクし、本コミュニティを利用するようになりました。
■湯どんぶりの待合室は以下より参加可能(登録は完全無料)
https://yudonburi.commmune.com/view/home
湯どんぶり娘。(レディースday)、待合室歓迎会(コミュニティオフラインイベント)、清掃体験会── 多様なイベントを次々に展開
湯どんぶりの待合室では、新たな動きも見られています。利用者からオフラインイベントの要望が多く寄せられたことから、同コミュニティに参加してくれている方を対象に様々なイベントを開催。
レディースdayにあたる「湯どんぶり娘。」では、定員50名のところ134名の参加があり、男湯と女湯の両方が解放され、普段女性の方が入ることのない男湯のサウナを体験する機会になりました。参加者からは「来てよかった!」という声が現場で沢山聞かれ、中には静岡、茨城県から来た方もいらっしゃったそうです。
ユーザー側からのニーズを受けて企画されたものもあります。「銭湯の清掃体験をした後に一番風呂に入ってみたい!」という要望を受けて、銭湯の清掃体験をした後に一番風呂に入る。こうしたユニークな取り組みも広がっています。
直近では以下のような方を対象として「銭湯ルーキーズ」が開催されます。
・「銭湯・サウナが流行っているけどなんだか敷居が高い」
・「銭湯・サウナに興味あるけどまだ初心者なので周りの目が気になる」
・「他の銭湯・サウナはよく行くけど湯どんぶりにまだ行ったことがない」
「銭湯ルーキーズ」はまだ若干名、参加者を受け付けていますので、興味のある方は以下から覗いてみてください。
湯どんぶりの待合室より申込 https://yudonburi.commmune.com/view/home
Peatixより申込 https://sentorookies.peatix.com/view
【施設情報】
天然温泉湯どんぶり栄湯 公式HP http://sakaeyu.com
・ 営業日:月~土
・営業時間:平日/土曜 14:00~23:00 日曜/祝日 12:00~23:00 ※最終受付 22:30
・利用料金:入浴のみ 500円、サウナ料金(入浴料金含む) 1,000円
・時間制限なし
変化を恐れない湯どんぶり栄湯が今後どのようになっていくか一ファンとして楽しみにしていきたいと思います。
サウナ
サウナ室の熱さが苦手、冷たい水風呂が入れない。という方は私が管理人を務めるサウナブログ「SAUNOA」にて情報を発信しておりますのでよろしければご覧ください。その他、おすすめの施設も発信しています。
【はじめてのサウナ】初心者でもわかる!サウナの入り方・疑問・苦手意識を全て解決
プロフィール
サウナにハマるきっかけを作るサウナブロガー | 初心者の方にむけて良質な施設を紹介するblog『SAUNOA』運営中| 訪問施設90以上 | 30代 | 都内在住 | サウナ・スパ健康アドバイザー | サウナに行きたくなるツイートとおすすめ施設をTwitterで発信中 | これからサウナに挑戦してみようと思う方に向けて、基本的なサウナの知識やおすすめの施設などの情報を発信していきたいと考えています。
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