【階上町】秋アジ料理がウマすぎる!今週末は釣って干して食す
お待たせしました、階上町ご当地ライターのサイアジです。
夏が終わるやいなや、秋が光のごとき速さで駆け抜けようとしていますね。
とはいえ、日中はまだそれなりに気温が上がるのでギリギリ秋としまして、今回は食欲の秋にふさわしい話題をご提供します!
サイアジといえば釣り、釣りといえば秋
私サイアジは、趣味の釣りをこじらせてローカルWebメディアを作ってしまうほどのアジング中毒者であります。
そんな県南太平洋側アングラーの中でも知る人ぞ知る変な人は、早朝の気温が一桁台になった現在も毎朝のように海に通うわけです。
そして誰でも簡単に釣れると言われているアジを、アジングというわざわざ小難しいやり方で狙い、帰ってからは朝日が差し込む爽やかなキッチンに生臭さを充満させています。
ん〜ナイススメル…。
家族からしたら嫌がらせに近いような毎朝の奇行ですが、それもこれも全ては美味しいアジ料理に舌鼓を打つために他なりません。
秋のアジは特にウマい。大事なことだから2回言います。秋のアジは本当にウマい!
脂ノリノリの極上アジ様
一般的にアジの旬は晩春〜初夏にかけてと言われていますが、青森県太平洋側では同時期になかなかアジが釣れません。
むしろ釣れない年の方が多いでしょう。
しかし、夏終わりから11月にかけては、ここ数年に限れば毎年必ず釣れており、しかもサイズがよく脂ノリノリで食べごたえ抜群!
釣って楽しい食べて美味しい秋アジ様がその辺を泳いでいるわけですから、釣り人としては狙わない方が無理って話ですよ。(※考え方には個人差があります。)
もしもここまで読んで、少しでも「ウマいアジ食いてぇな〜」って思った方は、SNSをチェックしたり近所の漁港に行ってみることをおすすめします。
意外と簡単にアジに関する有力情報がGETできるかもしれませんよ?
あなたは刺し身派?それとも干物派?
脂ノリノリの秋アジ様はどんな食べ方でも美味しいのですが、特におすすめなのがお刺し身と干物です。
お刺し身は醤油につけた瞬間にブワッと脂が広がりますし、干物は表面パリッパリの身がフワッフワでまさに絶品。
ご飯のおかずはもちろんのこと、お酒のアテまで秋アジ様づくしでも飽きることはないでしょう。
秋アジのお刺身
20cm以上(理想)のアジを3枚におろし、皮を剥いて切ったら出来上がりのシンプルな一品。
これといって手を加えないため、素材の良し悪しで全てが決まると言っても過言ではないTHE日本料理です。
実際には切り方エトセトラで奥が深いのですが、秋アジ様を使えばまず間違いありません。
階上の海で釣れた秋アジの刺し身は、初めて食べる方は確実にキマりますよ〜!
残った背骨〜尾ビレは、塩コショウをしてカラッと揚げて、サックサクの骨せんべいにするとこれまた絶品。
秋アジの一夜干し
干物って魚を開く必要があったりネットが必要だったりで、なかなかハードルが高いと思っている方は少なくないはず。
しかし、アジの骨(背骨を除く)はそれほど固くないので、サクッと開けて頭パッカーンも他の魚と比べれば難易度は低めです。
干物の作り方自体はとても簡単で、開いたアジを5〜10%(お好み)の塩水に30分つけたら、しっかり水分を拭き取った後、バットに並べてそのまま冷蔵庫で一晩乾かすだけ。
我が家は健骨醤油をハケでひと塗りしてから冷蔵庫で眠ってもらいますが、翌朝には至高の朝食として食卓に並んでいます。
美味しい朝ごはんで毎日元気
アジが釣れさえすれば食卓に並ばない日はない我が家では、子ども達は肉より魚でハッピーセット状態になります。
オムレツ&ベーコンよりアジの干物、山盛りの唐揚げより山盛りのアジフライ、そして焼肉より塩焼きと、釣りが趣味のせいで世にも奇妙な食卓風景が出来上がってしまいました。
味に敏感な子ども達がこの有様ですから、秋アジ様がどれほど美味しいのかは容易に想像できますよね!
また、魚は食べて美味しいのはもちろんのこと、子供といっしょにさばくことで食育にも繋がります。
ということで次の休日は、仕事で疲れた体にムチを打って、近所の漁港でファミリーフィッシングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※防寒対策とライフジャケットを忘れずに。
※漁港は漁師さんの仕事場です。邪魔になるようなことは絶対にやめましょう。