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【秋田県横手市】「サタナビっ!」でも紹介された職人の味!『まるきや』のみそ煮込みうどんとは?

KANEYANライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

創業40年以上!絶品の手打ちうどん&そばを味わえる名店にGO!

寒い季節に、老舗のあったかメシを。

今年も横手にガチンコの冬がやってきた。早朝に走る除雪車の音で目を覚まし、WBCの決勝戦並にマジな目で追いかける週間天気予報。ちょっと可愛いけど全く可愛くない雪だるまマークを眺めながら、車庫からスノーダンプを引っ張り出す雪国の冬だ。

まるきや
まるきや

……って、グルメ記事なのにすっかり嘆きモードの私だが、そんな凍える季節に訪れたのが、横手市三本柳にある手打ちうどん&そばの店『まるきや』だ。先日、秋田のローカル番組「サタナビっ!」でも紹介されたため、気になった方もいるのではないだろうか。そう、私もそのひとりだ。

先日「サタナビっ!」でも紹介された注目の店へGO!
先日「サタナビっ!」でも紹介された注目の店へGO!

貫禄ある鼠色の暖簾をくぐり抜けると、老舗を切り盛りする年配のご夫婦が迎えてくれた。テレビで紹介されたこともあり、店内は満員御礼。それでも、疲れた顔ひとつ見せずに接客する奥様。カウンターからは、毎朝うどんやそばを手打ちするご主人の姿も見える。食べる前から漂う名店の香り。期待に腹を鳴らしながら、さっそく品書きを手に取る私だ。

品書き

品書き(うどん、そば、セットメニューなど)
品書き(うどん、そば、セットメニューなど)

カレーなんばんうどん:770円、天ぷらうどん:770円、なべやきうどん:870円、みそ煮込みうどん:920円、かつ丼:820円、天丼:920円、天ぷらそば:870円など。

品書き(単品、飲み物など)
品書き(単品、飲み物など)

天ぷらうどんなど定番の一品から季節のメニューまで、幅広いラインナップが魅力の『まるきや』。ランチ限定のリーズナブルなセットメニューも気になるところだ。

そんな中、テレビの影響をモロに受けやすい私は「サタナビっ!」で見たみそ煮込みうどんをチョイス。ちなみにみそ煮込みうどんセットは、白いご飯が付いてくるようだ。

土鍋の中に広がるアッツアツな世界!『まるきや』の絶品みそ煮込みうどんとは?

みそ煮込みうどん:920円
みそ煮込みうどん:920円

注目のみそ煮込みうどんが到着。主役の手打ちうどんと、それを支えるバイプレイヤーの具材が、土鍋の中でグツグツと音を立てている。こいつは否応なしに体が温まりそうな一品だ。隅に陣取った冷奴も何気に嬉しい。

毎朝手打ちしている麺はツルツル!
毎朝手打ちしている麺はツルツル!

まずはスープをひと口飲んでみると、濃厚な味噌の旨味がガツンと顔を出した。そしてそのアッツアツな世界から、天ぷらや卵をコーティングしたうどんを掬い上げる。ウマい、アツい、ウマい。急がず慌てず、ついでに猫舌用の小皿も使いつつ、じっくりと味わう。これが煮込みうどんを食すときの流儀だ。

椎茸の味付けや卵の半熟具合も絶妙!
椎茸の味付けや卵の半熟具合も絶妙!

メインのうどんを支える脇役たちも実に優秀だ。椎茸や油揚げの甘い味付けや、卵の半熟具合も絶妙。濃厚さが際立っていた味噌仕立てのスープは、具材のさまざまな旨味を吸収して、後半はまた違う味わいに。随所に感じる職人さんのこだわり。リピーターが多いのも納得の一杯だ。

店内はカウンターのほか小上りも!
店内はカウンターのほか小上りも!

そんな絶品のみそ煮込みうどんを堪能できる店内は、カウンターのほか小上りも完備。年季の入った掛軸の下で、お客さんを見守るキュートな招き猫。ふとカウンターから小上りを眺めると、正月によく遊びに行っていた親戚の家を思い出した。

温和な奥様と、たしかな技を持つご主人が織りなす、冬も温まるやさしい空間。老舗のあったかメシを啜りながら、少しだけ寒い季節も愛せそうな私である。

【店舗情報】
まるきや
住所:秋田県横手市三本柳寺田186-4
営業時間:11時~14時30分、17時45分~19時30分 ※変更の場合有り
電話番号:0182-33-6397
定休日:「8」のつく日(8、18、28日)※水曜日は夜営業無し

ライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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