こんにちは！地域情報発信ライターの佐藤らなこです。

暑いのも苦手だし、寒いのも苦手。すなわち春と秋が好き。雪国に住んでいながら何言ってるのって感じですが、冬ならではのおいしい食べ物もあるので、それを楽しみながら今冬も乗り越えたいと思います。

というわけで本日は、由利本荘市にある「リストランテクロ」の冬季限定メニュー“鍋焼きスパゲティ”をご紹介します。

リストランテクロ

「リストランテ クロ」は、由利本荘市石脇の住宅街の中にあります。以前の記事にも書いたんですが、土地勘のない方はナビ必須！

という私ですが、今回もナビを設定して向かったにもかかわらず、ちょっぴり迷子になりました...（笑）結論としては、すぐ近くにあるマックスバリュ石脇店を目指していくとわかりやすいと思います。

店内の様子

店内には、テーブル席（２人がけ×３卓、４人がけ×３卓）が並んでいます。この他に座敷席もあります。

私は平日13時過ぎに到着。この時は、一人でいらしているお客様が私の他に二人。ゆったり静かな時間を過ごせました。混雑する日もあるので、予約するか行く前に電話で空き状況を確認することをおすすめします。

メニュー

この日はもう食べるものを決めていて、そのために急遽「リストランテクロ」に向かいました。なので他のメニューは知らなくてもいいんですけど（笑）、ボードに貼られた大きな写真が目に入ると、他の料理にも興味をそそられちゃいます。

12月限定メニューは、長葱と豚肉のガリマヨピザ、キャベツトソーセージのトマトパスタ。週替りの料理もおいしそうだな～。

鍋焼きスパゲティ

今回のお目当てはこちら！冬季限定（12～2月）の“鍋焼きスパゲティ”です。

10年以上提供している料理で、「リストランテクロ」の冬の名物になっているんだそう。

テーブルに置かれてすぐに蓋を取ってくださるんですが、土鍋の中でグツグツしているスープと立ち上る湯気を目にすると、思わず「わぁぁ～」と声が出てしまいました。

写真で見るかぎりでは、「土鍋でアツアツの状態で食べられるスープスパゲティなんだろうな」というぐらいの感覚でした。でも実物を目の前にしたらそれだけじゃなかった...自分の想像とは全然違ったんです。

ん？フランスパンが二切れ入っている。持ち上げてみると、けっこう大きいぞ。取り皿にいったん寄せてから食べてみます。スープが染みていて、食感はお麩みた～い！とろっとろのチーズがからまっておいしい！

そして半熟卵。具は水菜とキャベツと鶏肉。お麩みたいなフランスパン。料理名にあるように、これは鍋焼きうどんを彷彿させる食べ物なんです。スパゲティなんですけど。

何の説明もなければ、この写真もうどんに見えるんじゃないでしょうか。シェフいわく「それが狙い」とのこと。おもしろ～い！

下にはちゃんとスパゲティが隠れてます！土鍋を使っているので、最初から最後までアッツアツでいただけます。寒い冬にピッタリのメニューですね。

鍋から直接食べると熱すぎることもあるので、火傷にはご注意を。ちょっとフーフーと冷ましてから口に入れるのが、個人的にはちょうどよかったです。猫舌の方は取り皿にいったん寄せてからの方がいいかも。

トマトベースでさっぱりめのスープは、最後の一滴まで飲み干したいほど。おすすめは、残ったスープにライスを追加（220円）して、リゾットにして食べることだそう。

私はお腹いっぱいになっちゃったので今回は断念しましたが、リゾットにするのが定番なお客様いわくこれは「別腹」とのこと（笑）

毎冬、この“鍋焼きスパゲティ”を楽しみに来られるお客様も多いそう。まだ食べたことのない方もリピーターの方もぜひどうぞ。

「リストランテクロ」には夏季限定メニューもあるんですが、この夏それを食べそびれた私からのアドバイスを申し上げます。思い立ったら早めに食べに行きましょ！

※本記事に記載の情報は取材時のものです。