お昼ご飯の時間くらいに厚別にいたら、私は迷わず「厚別区役所」の地下にある食堂に行きます。数年前にあるきっかけで訪れてから、足を運ぶようになりました。そこには美味しい料理だけではなく、壁に貼ったペーパーから野菜摂取の大切さや地域の農家さん情報などもあって、食べながら健康情報が得られます！

「一般財団法人 札幌市職員福利厚生会」の食堂や売店

北区、豊平区、西区、中央区役所を除く区役所と、大谷地にある交通局本庁と交通局豊水すすき局には、区役所職員のほかに、市民も利用できる食堂があるのはご存知ですか？

メニューも豊富ですし、各区でそれぞれ工夫をしたメニューもあります。

たとえば、白石区では「白石ウーメン」というメニューがあります。温麺（うーめん）とは素麺の一種で、宮城県白石市の特産品です。地元では400年前から受け継がれている味だそうです。白石区役所の食堂では、白石区の前身の旧白石村の開拓で関係の深い宮城県白石市の名物うーめんを、前の庁舎の時からメニューにのせています。ほかにも白石区のキャラクター「しろっぴー」にちなんだ、「しろっぴーランチ」や「しろっぴーパフェ」もあります。

我が愛する「厚別区役所食堂」！

厚別区役所は、JR「新札幌駅」と地下鉄東西線「新さっぽろ駅」からほど近いところにあります。

食堂はその地下にあります。

ここにも名物料理があります。野菜たっぷりの「厚別ちゃんぽん麺」のほか、月1回（毎月第2水曜日・20食限定）提供される「あつべつ健康ランチ（AKL）」は「厚別保健センター」の管理栄養士とのコラボメニュー。野菜たっぷりで塩分控えめ（塩分3ｇ程度）のヘルシーメニューなのです。

私がここが好きな大きな理由は、野菜が多いメニューがあることと、壁に貼られたペーパーの情報なのです。

そして、私たち野菜ソムリエが声を大にして訴えていることがこちらのメーパーにまとめられています。

夏～秋の野菜の収穫が豊富な時期は、積極的に札幌市内の野菜を使った企画ものなども行われています。

今週の企画もの！

現在は「姉妹都市ランチフェア」が開催中です（申し訳ございません、明日で終了ですが）。

今日は仕事の関係で、訪れたのが12時40分くらいだったので、この企画メニューにはありつけないと思っていましたが、なんとギリギリセーフで、私も「ビーフステーキランチ」を食べることができました！

区役所の食堂でステーキを食べるとは想像もしていませんでした。そして安価！

ステーキに添えられた野菜や、汁物にも野菜、そしてサラダと、やっぱり野菜が多いです！

1階にも健康コーナーがあります！

出入口付近には健康コーナーがあり、血圧計などもありました。

「厚別区役所食堂」および厚別保健センターの市民に対する愛が、随所に感じられる食堂へ一度足を運んでみませんか？

ちなみに、明日の「姉妹都市ランチフェア」は「海老のピリ辛黒酢炒めセット」です。同食堂と、白石区役所、札幌市交通局本庁の食堂ほか、札幌第1合同庁舎の地下食堂、札幌医科大学附属病院の地下食堂でも提供されます。

＜厚別区役所 食堂＞

＊住所：札幌市厚別区厚別中央1条5丁目　札幌市厚別区役所地下1階

＊営業時間：11：15～14：00（ラストオーダーは閉店15分前）

＊定休日：土日祝日

＊札幌厚別区役所食堂の公式サイトはこちらです。