【八王子市】広い! 「八王子温泉やすらぎの湯」の解体工事現場を上から見たら、特撮映画のロケ現場みたい
2001年4月に、閉店した西武百貨店のビルを大改装して生まれた「八王子温泉やすらぎの湯」
2020年に休業しましたが、温泉も汲み上げを止めずに再開の時を待っていました。
しかし、長引くコロナ禍やビル自体の老朽化により、昨秋からついに解体工事に入っていました。
八王子温泉やすらぎの湯は、ホテル、レストランや卓球コーナーなど、温泉旅館に行った気分も味わえ、八王子駅からも徒歩3分とアクセスが良いため、市外からのお客さんもたくさん訪れていました。
サウナ・露天風呂・寝湯・気泡湯・男女で入れるバリ風の岩盤浴や檜風呂があり、ここの地下1500メートルから汲み上げた天然温泉は、肌に優しく気持ちのいい温泉でした。
そんなやすらぎの湯の解体工事現場を、隣に建つドン・キホーテのビル(旧長崎屋のビル。やすらぎの湯のビルより1年先輩の建物です)からのぞいてみました
それにしても広い敷地ですね。
八王子の駅前でこんな特撮映画のロケ現場のような光景が広がっているとはびっくりです。
どの辺りから温泉を掘り出していたのか、気になって探してみましたが跡形もなく、寂しさが込み上げてきました。
上の写真、中央上方の工事現場に隣接している白いビルは現役ホストであり実業家のローランドさんの経営するイタリアンレストラン「BELLANOTTE ベラノッテ八王子店」です。
工事現場の前の道路を歩いていても、音や振動を感じることがほとんどなかったので中でこんな大規模な解体工事がなされているとは思いませんでした。
こちらの写真は「BELLANOTTE ベラノッテ」のオープン時にローランドさんが来店された時のものです。
この時はまだ、やすらぎの湯の看板も建物に堂々と付いていました。
やすらぎの湯のオーナーであり、ビルの持ち主の「株式会社グランド東京」の方に伺うと、残念ながら温泉の再開は今のところないとのことでした。
また、この土地に何が建つかは今はまだ発表できる段階ではないとのこと。
やすらぎの湯は「本当に好きだったので再び営業される日を待っていた」という声が多く、再開されないのはとても残念です。
【八王子温泉やすらぎの湯のあった場所】
東京都八王子市中町2-1 グランド東京ビル