【泉佐野市】道に迷いながらでも行きたい!母のやさしさから生まれた「かわいいベーグル屋さん」@日根野
日根野の住宅地の一角にある「Wakka Bagel」をご存じですか?
道に迷いながらでも行きたい、とても「かわいいベーグル屋さん」なんです。
5月22日にオープンした「Wakka Bagel」は、パン屋さんに憧れていた店主が夢を実現したお店。
前回、まちば日和の記事の中でご紹介した「シェアキッチン厨-kuriya-」のレンタルキッチンで実際にベーグルを作り、販売したことがきっかけで、お店のオープンに至ったそう。営業日は不定期で、現在は子どもたちに合わせて営業しているとのこと。営業日は、公式インスタグラム(外部リンク)で確認してくださいね。
道に迷いながら到着しましたが、可愛らしい看板にほっと心がなごみます。
小さな小屋の中から「いらっしゃいませ~」と店主の明るい声が。この日は、娘さんも張りきってお手伝いをされていて、とても楽しそうでした♪
小雨降る中、お客さんが次々にベーグルを買いに来られます。「Wakka Bagel」は、店内で飲食できるスペースはなく、テイクアウトのみ。おとぎ話に出てきそうなかわいい小窓は、お客さんとのおしゃべりに花を咲かせます。
並べては売れていくベーグル。一日の予定数が完売したら閉店です。その日の状況も、インスタグラムでお知らせしてくれるので、お店に伺う前にインスタグラムは必見です。
国産の材料にこだわりの塩、無添加素材を使うなど、ひとつひとつのベーグルに込められた想いが、手書きの文字から伝わります。パン屋さんに憧れていた店主が、どうしてベーグル屋さんをはじめられたのか尋ねてみると、「3人子どもがいるんですけど、そのうちの一人がアレルギーで…。パンだと乳製品や卵を使用したものが多いけど、ベーグルは乳製品や卵を使用せずに作れるんです。もちろんトッピング材料に使うことはありますが、それでも安心して食べられるものも多いので」。
お母さんのやさしさから「Wakka Bagel」は生まれたのですね。
手書き文字の一番下には、しっかりとアレルギー表記が書かれています。アレルギーの子どもを持つお母さんも、安心してお買いものができそうですね。
小さなカゴにスコーンが盛られていました。
「Wakka Bagel」のベーグルは「酒種酵母」を使用しています。「酒種酵母」とは何か調べてみると、お米・麹・水から作る発酵種のことだそう。米文化の日本で作られた、おなかに優しい天然酵母とのこと。優しさに包まれたベーグルだから、毎日食べても安心です。
わたしもベーグルを軽くトーストしていただきましたが、外カリッ、中フワッの生地は、今まであまり食べたことがない食感。一般的なベーグルの生地は、目の詰まったずっしり重いものが多いイメージですが、「Wakka Bagel」のベーグルは、どちらかというと、「フワモチ」。生地が重たくないから、プレーンに野菜やハムをサンドしても食べやすそうです。
ザクザク食感のスコーンはおやつにいかが?
定番のプレーンとチョコチップ以外は、その日によってメニューは変わるそうです。季節を感じていただけるメニューも登場します♪ とのこと。
訪れるたびに新しい味に出逢えるから、食べ飽きてしまうこともなさそうです。
“道に迷いながらでも行きたくなる”かわいくて、やさしい仕掛けがいっぱいのベーグル屋さん。みなさんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
【基本情報】
店名:「Wakka Bagel」
住所:泉佐野市日根野
公式インスタグラム(外部リンク)←ハイライトで「日根野郵便局」から道順を紹介されています。
営業日:不定期/インスタグラムで要確認。
*記事中の金額はすべて税込表示です。
*お問い合わせは公式インスタグラムのDMからお願いいたします。
取材協力 「Wakka Bagel」店主様