無料で楽しめる!「幻の絶景温泉」で太平洋と一体化 函館水無海浜温泉
日本一温泉数が多い北海道。
登別温泉や湯の川温泉など有名温泉地から、自然を感じながら湯浴みすることができるワイルドな野天風呂、秘境温泉など、実にバラエティに富んだ温泉を各地で楽しむことができます。
なかでも、温泉に入れるのはタイミング次第。干潮時にしか温泉に入ることができない「幻の温泉」、水無海浜温泉がかなり感動の絶景温泉でぜひ人生で一度は体験してみてほしいと思い、今回は徹底的にご紹介します。
「幻の温泉」水無海浜温泉とは?
水無海浜温泉は北海道函館市椴法華地区にあり、恵山火山の熱源による温泉が海岸に湧き出して、海の中に湯船がある温泉です。
潮が満ちていると海の中に温泉が沈んでいて、潮がひいた干潮時になると温泉に入ることができるようになります。
事前に公式サイトをチェック
干潮時は日々変わります。
もちろん自然相手ですから、その時刻になれば必ず温泉に入れるというわけではありません。でもかなり参考になるのが、函館市が潮位表やこれまでの入浴状況を参考に独自に分析した時間表です。
函館市市政ポータルサイト(外部リンク)
ただし荒天や高波時など気象状況により、温泉に入れない場合もありますが、今日明日だけの干潮情報ではないから旅の計画が立てられるので、とてもありがたいサイトです。
太平洋と一体化できる インフィニティー温泉
直近では去年5月に行きましたが、この日は夕方17時30分ごろが干潮時刻でした。
浴槽は4つに分かれていて、地面から高温の温泉がぷくぷく湧いています。
泉質は、ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉
源泉温度は約50度ですが、海水の混じり具合で温度が変わり、時間によってちょうど良い場所も変わります。
手前に一番小さな浴槽があり、ここが真っ先に温泉に入り頃となります。
ただしすぐに高温になり、なかなかのアチチ湯に。
手前も奥も温泉です。
この日は写真右側、手前が一番ぬるくて、最後まで心地よく湯浴みができました。
脱衣所
自然溢れる、ダイナミックな絶景露天風呂。ここは混浴です。
水着か湯浴み着を着用しての入浴となりますが、ここは函館市が管理している温泉。脱衣所もあるので、多くの方が気軽に楽しむことができるかと思います。
タイミング次第ではありますが、ぜひ人生に一度はこの海の絶景温泉を堪能してみてはいかがでしょうか?
駐車場
函館市内から車で約1時間30分。車で行くことをかなりおすすめしますが、車の免許がない方や普段車に乗らず公共交通機関のみの移動をする方で、水無海浜温泉を目的に旅をする場合、ホテル恵風(外部リンク)に宿泊すると、函館市内とホテルまで無料送迎のサービスがあるので、利用するのも手だと思いました。
水無海浜温泉
住所:北海道函館市恵山岬町
電話番号:0138-86-2111
開放時間:24時間
公式サイト(函館市公式観光サイト):水無海浜温泉(外部リンク)