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【名古屋市】あの旨辛ラーメンが二郎系に進化! 「ラーメン極」の超ボリューム台湾ラーメン

ぽぶ・ばしおライター(名古屋市)

 すっかり名古屋メシとして定着した、中国台湾料理店「味仙」の台湾ラーメン。濃い鶏ガラスープのラーメンに、唐辛子と炒めたピリ辛のひき肉、ニラがどっさりと乗り、名古屋人の誰もが脳裏にイメージできる。辛さとうまみが重なった「旨辛」がやみつきとなり、好きなラーメンとして挙げる人も多いだろう。

 この台湾ラーメンは進化を遂げ、近年では台湾まぜそばというさらなる一ジャンルを形成。台湾ラーメンが創意工夫しだいで、さまざまな形態へと進化するポテンシャルをいかに秘めているか、備えている奥深さについてうかがい知ることができよう。名古屋で生まれた旨辛の台湾ラーメンは、まだまだ変身の可能性をもっている。

 その可能性を、名古屋市近郊の東浦町で見た。仕事の途中でたまたま立ち寄ったラーメン店で、慣れ親しんでいる台湾ラーメンが二郎系ラーメンに進化していた。ありそうでなかった逸品は、「ラーメン極(きわみ) 東浦店」の「台湾ラーメン」(税込み880円)だ。

ラーメン極東浦店の台湾ラーメン
ラーメン極東浦店の台湾ラーメン

 本家の台湾ラーメンとは異なり太麺でスープは豚骨しょうゆ、ニンニクのすり下ろしや背油、厚いチャーシュー2枚が添えられているものの、たっぷりのもやしとキャベツの上にはピリ辛の台湾ミンチがどっさり。まごうことなき台湾ラーメンだ。二郎系ラーメンを食べると私は途中で飽きてしまい最後はウンザリしながら食べ進める場合が多いが、ピリ辛の台湾ミンチが良い仕事をして食欲をかき立ててくれる。最後まで飽きずに食べられ、余裕で完食できた。見た目はボリューム大だが、実食してみるとペロリと平らげてしまう。食欲の減退するこの時期に、全身にパワーがみなぎる食事を得られた。

ボリューム満点の台湾ラーメン
ボリューム満点の台湾ラーメン

 なおかつ、ごはん1杯が無料でサービス提供されており、余った台湾ミンチはごはんにのせ、スープと共におじや感覚で最後まで楽しめる。

 なお、二郎系台湾ラーメンを提供する「らーめん極(きわみ)」は、名古屋市名東区極楽3丁目にもある。なぜかこちらは「ラーメン極」ではなく、ひらがな表記となっている。こちらにも訪れて、東浦店のものと食べ比べてみたい。

ラーメン極 東浦店
ラーメン極 東浦店

名称:ラーメン極 東浦店

住所:東浦町緒川下汐田19-9

営業時間: 11:00~15:00、17:30~23:00(水曜定休)

ライター(名古屋市)

5年住んだ豊橋市から帰ってきました。名古屋市には、まだまだココホレ的なモノがある! みなさんと名古屋をココホレしていきたいな。 【実績】 テレビ愛知 「工場へ行こう」「わが社の星」「歴史のバイプレイヤー」など特集ニュース制作。 織田有楽斎 https://news.tv-aichi.co.jp/single.php?id=2929  スタッキングチェア https://news.tv-aichi.co.jp/single.php?id=2277  クリエイティブリンクナゴヤ 「オイスターズ インタビュー」https://creative-link-nagoya.jp/column/1781/

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