京都駅前がラーメン激戦区に! 「麺屋 聖」で醤油の効いたおいしい一杯をいただく
京都でラーメンといえば、有名なのが一乗寺エリア。たくさんの人気ラーメン店がひしめき、休日ともなればあちこちで行列ができているのを目にしますが、最近がぜん注目なのが京都駅前なのです。以前から駅東側には京都を代表する人気店が軒を連ねてはいましたが、そこまでラーメン店の多いエリアではありませんでした。しかし、最近注目の新店が次々とオープンし、にわかに注目エリアになっております。今回はそんな熱い京都駅前エリアの「麺屋 聖 京都駅前店」さんで、おいしい醤油ラーメンを食べてきましたよ!
京都駅と京都タワーの間を走る東西の通りが塩小路通。その塩小路通から一本北の路地にあるのが「麺屋 聖」さん。「聖」と書いて「きよ」と読みます。表の看板にあるように、人気の「麺屋 優光」グループのお店でして、「聖」として一乗寺や名古屋などにも展開されているようです。
入り口はシンプルかつモダンなイメージで、パッと見た感じはラーメン店とは思えません。早速中へ入ってみましょう。
入り口からすぐの細長い通路を抜けると、カウンターとテーブル席が用意されていました。入り口のイメージと同じく、店内もスッキリとした造り。ちなみに通路の壁にはミスチルのライブ映像が流されておりました。
メニューを見てみましょう。ラーメンは基本こちらの3種のよう。お値段はすべて同じく850円ですね。ふむふむ、一番人気は淡竹、ベースになってるのは真竹、そしてしっかり味で京都駅前店のみでのスタイルなのが黒竹と。そして裏面は……。
トッピングとサイドメニューがこちら。赤い印は京都駅前店でしか提供していないものですね。花カツオのトッピングとかあるのがおもしろい。
そしてそして、ランチメニューがこちら。それぞれ好きなラーメンにセットするスタイルです。このランチの炙りレア焼豚丼にも心惹かれたんですが、最近食べ過ぎてることもありまして、心を鬼して今日はラーメンオンリーにしました。しばし待って、提供されたのは……。
「黒竹」850円です! 一番人気の貝系「淡竹」とかなり迷いましたが、京都駅前店のみの黒竹のスタイル、とか言われたら、やっぱり気になるやんかいさ。しかも「しっかり味の濃い醤油らーめんです」って一文にも惹かれました。ビジュアルはご覧のとおり。見るからにおいしそうなオーラが感じられますね。
まずはスープから。しっかりと醤油の濃さを感じさせつつ、ダシが効いていて、厚みのあるおいしさになっております。メニューによると煮干しなどの魚介系に鴨のオイルもプラスされているとのこと。なるほど、納得の味わいです。
そして弾力があり、心地よい歯応えを感じる麺は自家製で、濃いめのスープにピタッとマッチしています。スープに浸されて少し色づいた麺が見るからにおいしそうでしょ?
チャーシューは薄くスライスされたものが3枚。柔らかな食感と肉のおいしさをダイレクトに感じられます。そしてメンマ、白髪ねぎもすばらしいバイプレーヤーぶりを発揮してくれてましたよ。
注目のラーメン激戦区となった京都駅前で、クオリティの高い一杯を楽しませてくれた「麺屋 聖 京都駅前店」さん。その味わい、店構えは、観光がてらに立ち寄るのはもちろん、この一杯を目指してくる価値が十分にあると感じられました。3種の「竹」、どれを選ぶかはあなた次第です!