厳しい暑さが続きますね。
こんな日にはさっぱり冷たいかき氷が食べたくなります。
近年、進化系かき氷だとか、見た目も華やかな映えるかき氷だとか、かき氷の世界も激戦です。

今日はあえて、シンプルイズベストなかき氷をご紹介します。
名古屋市北区、名城公園内の花カフェさんでは、今年もかき氷の販売が始まっています。

名城公園の中の穴場スポット

名城公園内には、商業施設トナリノが2017年に開業しています。

大通り沿いに面したトナリノ内には、スターバックスやDEAN＆DELUCAなどが入っていて、いつもにぎわっていますよね。

今回ご紹介する花カフェさんはトナリノ内に入っている店舗ではありません。
少し奥まったフラワープラザの中にある、静かで落ち着いた雰囲気のカフェです。

名城公園フラワープラザは入場料は必要ありません。
たくさんの草花を楽しめる無料スポットです。

建物は年季が入っていますが、中に入るとドーム型の天井が素敵です。
緑に囲まれ、空調のきいた空間なので、名城公園内を散策中に、一休みするのにちょうどいいスポットです。

かき氷は老舗氷問屋、川久の氷とシロップを使用

フラワープラザ内にある花カフェさんのかき氷は、愛知県春日井市の老舗氷問屋、川久さんの氷とシロップを使用しています。

日本の銘水を使用した川久さんの氷は、何度もメディアで取り上げられているので、ご存じの方も多いかと思います。
名古屋市中区大須や栄の川久さん直営店舗は、行列ができる夏の名物店ですよね。

こちらは直営店ではないものの、川久さんから研修を受け、専用のかき氷マシンを使用し、川久さんの氷とシロップを使用しているそう。
小さな子どもが一緒ですと、行列に並ぶことがなかなか難しい場合もあるのですが、こちらは比較的空いている印象です。
選べるフレーバーは5種類と、直営店に比べると少ないですが、老舗氷問屋の味を気軽に楽しめるのが嬉しいですね。
知る人ぞ知る穴場といえます！

いまどきのかき氷は、1000円前後の価格帯が多くなりましたよね。
高級なものは2000円近いものも。

花カフェさんのかき氷は、なんと600円。
しかも練乳のトッピングは無料サービスなんだとか！
お財布に優しくてうれしいです。
ちなみにお支払いは現金のみ、電子マネーも使えないのでご注意くださいね。

店員さんに、人気のメニューを聞いてみたところ、「マンゴーもおいしいし、モモもおいしいし、抹茶も！」とのこと。
そしてシークワーサーとマンゴーは今年から販売開始だそうです。

どれもおすすめなんですね！

メニューにモモの写真だけ載っていないのが、逆に気になり、モモをオーダーしました。

ボリュームたっぷり、でもこぼれても大丈夫！

運ばれてきたモモのかき氷は、クリームっぽい色合い。
メニューに写真がなかったので、ピンク系を想像していましたが違いましたね。
果汁たっぷりのシロップだからこそ、この色になるのかと納得しました。

今回は練乳の無料トッピングはあえてお願いしませんでした。
なぜなら、氷とシロップ自体の味を楽しむため！

こんもりと丸く形作れたかき氷は、ボリュームたっぷり！
緑に囲まれた公園内のカフェでいただくからか、まるでアナベル（アメリカあじさい）のようにも見えました。

そして特徴的なカップ。

デカップと呼ばれる川久さんのオリジナルの形状なのだとか。
これだけボリュームがあると、こぼれる心配が付きまといますが、うまくキャッチしてくれる形状です。

子どもが食べるときに、ごっそり落としてがっかり・・な経験、皆さんもあるのではないでしょうか。
かゆい所に手が届く配慮がありがたいです。
次は子どもと一緒に来たいですね。

シンプルなおいしさ

ふわふわに削られた氷は、口に入れた瞬間、スッとなくなる軽いくちどけ。
モモのシロップの甘酸っぱさが、暑さを忘れさせるさわやかさです！
しっかりモモの果汁を感じます。
食べすすめていっても、中までシロップがしみ込んでいるので、途中で味が薄まることもなく、最後までおいしい！！
一気に食べても頭がキーンとすることがなかったのは、薄く削られたくちどけの良い氷ならではですね。
少し溶け残った部分まで飲み干しました。

氷とシロップのおいしさだけで勝負！のシンプルイズベストなかき氷。
「これこれ、こういうのが食べたかったの～！」
堪能しました。
大満足です。

名城公園の穴場でかき氷を食べつつ、涼んでみてはいかがでしょうか。