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【名古屋市】11/10大曽根商店街でまちづくりイベント開催!アートに音楽・グルメ・ワークショップも♪

まなびと地域情報発信クリエイター(名古屋市)

2024年11月10日(日)北区・大曽根エリアでまちづくりイベント『ガジガジ・ウォーカブルシティ~歩いて楽しいクリエイティブな商店街~』が開催されます。
官民のパブリック空間でアートや飲食、音楽、ものづくり、憩いの場などを楽しめる地域回遊型のPOPUPイベントです。

広がりつつあるウォーカブルシティ

全国的に「居心地が良く歩きたくなる」まちなかの形成が必要とされ、車社会と言われる名古屋でも2024年にNagoyaまちなかウォーカブル戦略が策定されました。

名古屋の特徴でもある官民の豊かな空間を、多様な人にとって居心地が良く歩きたくなるような人中心の場所~ウォーカブルな空間〜として再生することで、サードプレイスあふれるNAGOYAを目指します。(名古屋市公式サイト Nagoyaまちなかウォーカブル戦略より引用)

地域課題の解決にもつながる都市再生の構想として注目されています。

出店者&マップはこちら

大曽根商店街の店舗や路上・沿道を活用し、粘土や木工のワークショップにライブペイント、古い電化製品を使った楽器の演奏、DJブースなども登場するようです。
名古屋コーチンの卵を使ったフレンチトーストや、はちみつ使用のどら焼き、ジビエに、キーマカレーのキッチンカー、コーヒー&焼き菓子などグルメも楽しめます!
個性的なコンテンツが盛りだくさんで、1日楽しめそうですね。

地域課題に取り組む実証実験も同時開催!

同時に実践学習型まちづくり講座『Poc up スクール NAGOYA』参加者による4つの実証実験も実施されます。
かつては大須商店街・円頓寺商店街と共に3大アーケードの商業地として賑わいを見せた大曽根商店街。
駅周辺の再開発による商店街の分断や、店舗の閉鎖、移転などが続き、平成9年にはアーケードも撤去され、勢いを失いました。
しかし、かつての賑わいを取り戻そうと、熱い思いを持つ人たちが多いのも大曽根エリアの特徴です。

~大曽根をフィールドとした4つの実証実験~

「Welcome back Oh!! ZONE」在住外国人を対象に、角打ち、せんべろツアーを提供。地域と交流できるようなスペースの創出

「はじまりのコンポストアーキテクト」コンポストの体験イベント。資源循環を促進、コミュニティづくり

「ジョブアド in Ozone」中高生のキャリア教育とエリアの活性化を目指すプログラ ム「ジョブアド」を考案。商店街の2店舗で実践し、店舗や実践した学生の満足度などを検証

「大曽根芝映スポット」商店街のパブリック空間に人工芝をひき、憩いの場を提供。

画像提供 プロジェクトオーナー舟橋さん
画像提供 プロジェクトオーナー舟橋さん

ローカルツーリズムの拠点づくりを目指す!せんべろ・角打ちツアーに注目

実証実験プロジェクトオーナーの一人、舟橋さんにお話を伺いました。
外国人向けローカルコンテンツの一つとして、せんべろ・角打ち飲み歩きツアーの実証実験を行います。

せんべろ・角打ちツアーWelcome back Oh!! ZONE 概要

【受付場所】チャレンジショップOZONE 大曽根本通商店街オゾンアベニュー内
【ツアー対象者】 国内在住外国人 12名
【日時】 2024/11/10(日)①13時~ ②15時~ ③17時~
 ※ 各回2時間 当日各自で現金精算

問い合わせ 合資会社ミート 

--なぜこのツアーを企画されたのですか?

「将来的に大曽根エリアで外国人観光客向け民泊の開業を目指しています。
社会的背景としてインバウンド需要が高まっており、2026年には愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会の開催も予定されています。
大曽根地区は主要駅と連結し、名古屋駅からも約20分とアクセスのよい場所。
観光地化されていない大曽根独自の魅力を活かしたローカルコンテンツづくりは挑戦の価値があると考えています。」

--ツアーの内容は?

「大曽根にあるせんべろ・角打ちの店舗に、5人一組(引率1名、ツアー参加者4名)で客として回り、まちの雰囲気や飲み歩きを楽しみます。
大曽根はもともと『商い』の街で、もてなしの気質があり、せんべろ・角打ちを楽しめるお店が徒歩でまわれる場所に点在しているのも大曽根独自の魅力です。」

--案内役がいてくれることで、スムーズに街に溶け込めそうですね。

「現在、中国、オランダ、イギリス、アメリカ、韓国、ネパールなど、多国籍な参加者が集まっています。
参加枠に空きがあれば、日本人の方の参加も募ります。
チャレンジショップOZONEに、ツアー受付兼交流スペースも設置しますので、ツアー以外で訪れた方もぜひ楽しんでいってください。長野の郷土料理おやきの販売もありますよ。」

もともと不動産賃貸業を営む舟橋さんは、”顔の見える大家さん”としても知られ、対面でのおもてなしを大切にされています。経営する賃貸物件では入居者同士の交流をサポートすることも。

--今後の展望は?
「ローカルツーリズムの拠点としての民泊開業にむけ、体験プログラムを複数計画予定です。今後も、地域住民や飲食店と交流を深め、魅力を再発見する仕掛けを作っていたいと思っています。
そしてゲストが地域に『おかえり』と温かく迎え入れられ、大曽根の街に何度でも訪れたくなるような宿泊体験を提供してまいります。
顔の見える大家として培った経験は民泊でも生かせると考えています。」

--ありがとうございました!
インバウンドのモノ消費からコト消費への移行は顕著になりつつあります。舟橋さんならではのローカルな体験プログラムは地域に新たな風を吹き込みそうですね。

画像提供 プロジェクトオーナー舟橋さん
画像提供 プロジェクトオーナー舟橋さん

2024年11月10日(日)は、まちを歩いて、食べて、飲んで、憩う。そんな1日を体感しに大曽根エリアへ足を運んでみてください!

【ガジガジ・ウォーカブルシティ~歩いて楽しいクリエイティブな商店街~】

【日時】2024年11月10日(日) 11:00~16:00 一部コンテンツは19:00まで(変更可能性あり)

【場所】大曽根本通商店街(オゾンアベニュー)及び大曽根商店街(オズモール)※雨天の場合は11/30に延期となります

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地域情報発信クリエイター(名古屋市)

名古屋市在住。地元がずっと元気であってほしいから、頑張るお店や人を応援しています。日常生活の中で感じられる等身大の町の魅力を発信したいと思っています。

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