【ハイカカオチョコ比較】チョコレート効果vsカレ・ド・ショコラvsカカオの恵み
スイーツの定番ともいえるチョコレート。
美味しいだけでなく、チョコレートの効果をよく耳にするようになった気がします。特にチョコレートに含まれるカカオポリフェノールには様々な良い効果をもたらすといわれています。
そこで今回はカカオが多く含まれているチョコレートを3種類実食比較してみました。
チョコレート効果vsカレ・ド・ショコラvsカカオの恵み:商品説明
比較するハイカカオチョコレートですが、カカオ成分70%前後の商品3種類を比較してみました。比較対象の3種類を紹介します。
明治:チョコレート効果 カカオ72%26枚入り
1998年より販売している明治のチョコレート効果。2012年から2016年の4年の間に売り上げが4倍にもなった、ヒット商品です。低GIチョコレートなので糖質吸収がおだやかなのが嬉しいですね。間食などのもってこいのチョコレートとして人気になっています。
カカオポリフェノールは1枚127mg。1箱食べたら3302mgですね。
1枚(5g)当たり28kcal。糖質は1.6gで食物繊維は0.6gでした。
森永:カレ・ド・ショコラ カカオ70
1997年にハイカカオの先駆けとして発売された「カカオ70」。2005年にカレ・ド・ショコラシリーズとしてリニューアル販売されました。発売当初よりも現在の方が売り上げは伸びています。カカオのビター感や苦みを味わえるチョコレートとして人気があります。
カカオポリフェノールは1枚110mg。全部で21枚入っているので1箱当たり2310mgですね。
1枚(4.8g)当たり28kcal。糖質は1.8gで食物繊維は0.5gでした。
ロッテ:カカオの恵み72%
2021年4月13日から発売されたロッテのカカオの恵み。昔はおいしいハイカカオが販売されていましたが、リニューアルされました。カカオの香りを味わいながら美味しく食べられるチョコレートを目指して開発されたそうです。厚みに注目して、全体の美味しさだけでなく、口どけも美味しいチョコレートと評判です。
1箱に約14枚チョコレートが入っています。
1枚4gあたり24kcal。炭水化物は1.8gです。ポリフェノールはホームページと箱には記載がありませんでしたが、日本食糧新聞によると100gあたり2200mgカカオポリフェノールが含まれているそうです。1枚当たりに換算すると88gということになります。
チョコレート効果vsカレ・ド・ショコラvsカカオの恵み:味の比較
それでは1枚ずつ食べてみましょう。
明治:チョコレート効果 カカオ72%26枚入り
独特の香りがするチョコレートで苦みは抑えめです。スッとするような香りもしつつ、ヨーグルトのような風味も感じます。単独で食べるとそこまで気になりませんが、他のハイカカオチョコレートと比較して、独特な風味に気が付くレベルでした。
森永:カレ・ド・ショコラ カカオ70
今回食べた3種類の中で最も苦みがなく、味わいはすっきり。甘さもほとんどなくあっさりしていながら、口に入れた瞬間はミルキーな風味もありました。後味は少しだけ粉っぽさを感じます。
ロッテ:カカオの恵み72%
苦みはそこそこあり、くどくなくて食べやすい。クセがほとんどなく、口触りが滑らかでした。1枚当たりの大きさが最も小さいため、物足りなさは感じます。カカオの風味はしっかり感じられ、シンプルでありながら奥深い味でした。
結論:ハイカカオチョコはメーカーごとに味わいがかなり違う
今回、3種類を比較するまではハイカカオチョコレートはどれも大して変わらないと思っていました。
比較しながら食べると、味が大きく異なり、成分も違いがあることが分かりました。原材料は3種類ともほとんど変わらないので、使用しているカカオの種類や製法によって変わるのでしょうね。
ごちそうさまでした。