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【名古屋市】唯一無二の一杯に出会う。名古屋が誇る「カスタムラーメン」の世界。地元ライターおすすめ3選

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

各お店が個性的な一杯を振る舞う昨今。今やラーメンをジャンルで括るのは難しくなってきました。

スープや麺のこだわりはもちろんですが、トッピングの面白さバリエーションもラーメンを語る上で欠かせないポイント!

そこで今回はユニークな"カスタム仕様のラーメン"を厳選してご紹介。どんな唯一無二の一杯に出会えるか?ぜひ一読してみてくださいね。

ラーメンどんたく本店(千種区)

千種区の「ラーメンどんたく本店」さん。独自路線をいくユニークなスタイルで、たくさんの常連さんに愛されている名店です。ラーメンのバリエーションははんと100種類以上あり、トッピングとスープをお好みでセレクトすることが可能です。筆者のおすすめは今池豚骨

スープは濃厚でとろっと粘度も感じられますが、不思議と染み入るあっさり系。名古屋市民ご用達のスガキヤを思わせるまろやかさも備えており、名古屋市民には懐かしい味わいです。そして優しい味わいの中に、博多豚骨らしいクセのある匂いが混ざります。

細麺は、表面が柔らかく滑らかですが、ちゃんとぱつッとした歯応えがあり、小麦自体の香りも楽しめますよ。焼き豚やチャーシュー、のりや野菜などをカスタムして自分だけの一杯を頼んでみてください。

<ラーメンどんたく本店>
住所:名古屋市千種区神田町32-13
営業時間:11時15分~14時、18時~23時
定休日:不定休
電話番号:052-711-2371
アクセス:名古屋市営地下鉄・今池駅から徒歩約7分

ラーメン福

「ラーふく」として親しまれている、愛知発祥のラーメンチェーン・ラーメン福。流行り廃りのなくシンプルイズベストな味わい、太っ腹なトッピング、お財布に優しい価格。三つが揃ったラーメンは、名古屋で40年以上にわたって愛されています

京都系の醤油を思わせるスープは、みずみずしいもやしと相性抜群で、歯切れの良い中太麺によく絡みます。野菜多めにすると、野菜は二郎並みのボリューム。健康にもよく、毎日食べたくなる一杯です。そんな一杯の隠れカスタムオーダーが「並肉」です。

ラーメンには、もともと薄切りチャーシューが付いていますが、「並肉」でお願いすると、1枚が小さい代わりにたくさんのチャーシューを入れてくれます。スープにお肉の旨味が溶け、麺を食べ進める最高のアクセントになってくれますよ。「特製大盛りカタメ並肉野菜多め」でぜひオーダーしてみてください。

<ラーメン福>
店舗は名古屋市内に10店舗あります。店舗情報はこちら
営業時間:11時〜23時(全店共通)
定休日:火曜日(全店共通)

一陽軒(天白区)

好来系ラーメンの人気店「一陽軒」さん。大きな特徴は、淡麗スープと豚骨を合わせた、ここでしか食べられないWスープ。"薬膳ラーメン"と呼ばれる、好来系の滋味深い味わいと、豚骨のこってり感が見事に調和しています。そんな一陽軒を象徴する一杯が「特上黒メンマ」です。

初めて注文した方は、きっとビジュアルに驚かれるはず。なんと極太メンマが30本以上、ラーメンの上に敷き詰められています。実はこの極太メンマこそ、店主のお父様が営む好陽軒ゆずりの豪快トッピングです。そんなメンマにかけられているのは、特製黒マー油。にんにくの香りが漂いジャンキーな面持ちです。

麺は好来系らしいモチモチとした中太麺。滋味深い好来系スープに、まろやかな豚骨の旨味が溶け込み、加わる黒マー油の香ばしい味わい。唯一無二の一杯をぜひいただいてみてください。

<一陽軒>
住所:愛知県名古屋市天白区植田西2丁目1601
営業時間:11時~14時、18時~20時
定休日:木曜日
電話番号:052-802-5525
アクセス:地下鉄鶴舞線・塩釜口駅と植田駅から徒歩約10分

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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