子供でも安心して利用、レゴのSNS「LEGO Life レゴライフ」日本語版スタート
レゴジャパンは、初の公式SNS「LEGO Life レゴライフ」の日本語版アプリ(iOS/Android対応)を2017年6月26日から公開している。レゴのSNSは2017年1月より、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、デンマーク、オーストリア、スイスなどでリリース。6月末には日本に加え、韓国とイタリアに拡大した。
レゴ初の公式SNS
SNS「LEGO Life レゴライフ」は、ブロック玩具・レゴで作ったオリジナルの作品をシェアするための、初のレゴ公式無料SNS。自分の作品を投稿する、他のユーザーの投稿に「いいね!」を送る、気になるユーザーをフォローするといった一般的なSNS機能のほか、ユーザー同士の交流には100種の「レゴ絵文字」や32種の「レゴスタンプ」を使用。レゴのキャラクターであるレゴニンジャゴーのウー先生やレゴバットマンも登場予定。
「LEGO Life レゴライフ」内でのユーザーアイコンは3Dのレゴのアバター。レゴのミニフィギュアを自分の好きなようにコーディネートできる。また定期的に作品作りのテーマ「チャレンジ」が配信されることも特徴の1つ。ユーザーは「チャレンジ」に参加することで、まだ作ったことのない作品へのインスピレーションを得られる。クリスマスなどの季節イベントがあるときには、 それをテーマとした作品コンテストを開催する予定。また「LEGO Life レゴライフ」ではレゴをテーマとしたクイズやレゴのスター・ウォーズやレゴシティなどの動画も豊富に提供。 レゴブロックが手元にない時でも楽しめる。
さらにユーザーのフィードは「フォロー」した興味のあるトピックに合わせて更新。特定の動物、車、ヒーロー、レゴの特定のテーマ、季節のプログラム、地域の話題など世界で自分だけのフィードを構成することができる。他にもレゴに関するイベントニュースが配信されるなど、レゴに関する情報が満載されたアプリ。
子供でも安全に使える!安全性に対するレゴのこだわり
最近では多くの小学生もスマホを持っている。家族、友人とのやり取りが便利になる反面、ネットを通じて犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクも高い。特にSNSでは、個人情報を投稿したり、犯罪に巻き込まれやすく世界規模で問題になっている。
「LEGO Life レゴライフ」は、世界で最も厳しい基準に沿って運営するSNSで、12歳以下でも安全に使用できる。レゴグループはユニセフと継続的なパートナーシップを結び「LEGO Life レゴライフ」の開発にあたって子供の安全をどのように確保するかの指導を受けている。「LEGO Life レゴライフ」では個人的な情報や画像など個人を特定・発見できるようなものを投稿することを防ぎ、高い匿名性を保ったまま、楽しいレゴとの生活を送ることができる。「SNSの入門として基礎的なマナー等を親子で考えるのに『LEGO Life レゴライフ』はぴったりと。レゴブロックがないときにも楽しめるコンテンツが多いので、安心安全に子どもたちのクリエーティビティとメディアリテラシーを高めることができる」とレゴは述べている。
ビジネスモデルも気になるところだが、レゴのSNSではアプリ内で広告が表示されることもないそうだ。レゴに確認したところ「レゴをもっと楽しんでいただくためのサービスで、このアプリ単体でのマネタイズは現状予定してない。今後、アバターアイテムや絵文字、スタンプなども随時追加されていくが、それが有料になることもない。子供向けのアプリという性質もあり、マネタイズする予定はない」とのこと。子供向けがウリのSNSだが、大人でも利用できる。レゴのファンや子供の頃にレゴで遊んでいた大人たちでも楽しめる。
「LEGO Life レゴライフ」の5つの特徴
1.アイコンはレゴの アバター
自分の好きなようにレゴのミニフィギュアをコーディネートできるレゴのアバターがアイコンとして使用される。自分で撮った写真などを設定することはできないため、子供が自撮り画像を登録してしまう心配もない。
2.ハンドルネームはランダムに自動付与
「ぷにぷにアヒル王女さま」や「ラブリーあんず閣下」のように、ランダムな3単語の組み合わせが自動的に付与されるため本名を登録してしまう心配がない。
3. ユーザー同士で 使える文字は「レゴの 絵文字」のみ
「LEGO Life レゴライフ」では、 ユーザー同士の交流にひらがな・カタカナ・漢字・アルファベットなど通常の文字は使えないため、作品にネガティブなコメントが投稿されることはない。安全なコミュニケーションのために、レゴをかたどった絵文字を100種、スタンプを32種を用意。
4 . 投稿内容 ・画像 をすべてチェック
「LEGO Life レゴライフ」では、世界中の拠点から24時間体制で全ての投稿・画像をチェックし、適切なもののみをアップ。人間が写っている写真や不適切な投稿は取り下げられ、SNSにアップされることを未然に防げる。
5 . ユーザー 登録には保護者の許可が必要
子供が「LEGO Life レゴライフ」に登録するためには、保護者のメールアドレスを使った承認が必要。子供だけで登録することはできない。