Yahoo!ニュース

【富士宮市】力を合わせて富士山麓の大空に全長25mの大凧をあげよう!『たこたこあがれin富士山』

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

今週末1月13日(土)に朝霧アリーナで『第20回たこたこあがれin富士山』が4年ぶりに開催されます。

このイベントは、陣馬の滝太鼓の演奏や、宮っ子トランペット鼓隊の演奏、凧あげコンテストや大凧あげ、どんど焼き、地元のおいしいものが大集合のキャンスポなど『見る』『遊ぶ』『食べる』を楽しめる充実した内容になっています。

イベントプログラム
10:00 オープニング 陣馬の滝太鼓の演奏
午前の部 海のたこが空に舞う!(3Dビッグカイト)
11:00~ どんど焼き
12:00~ 宮っ子トランペット鼓隊の演奏
12:30~ たこあげコンテスト
午後の部 海のたこが空に舞う!(3Dビッグカイト)

お楽しみ企画の『凧あげコンテスト』では12時半から15分間で、凧があがっている高さや、面白いさなどを競い、上位入賞者は賞品がもらえます。

自作凧の持ち込みもOK!会場には凧作りの体験コーナーや販売用もあるので、みんなで一緒に凧あげを楽しめるイベントになっています。

また毎年恒例の大凧も大空を舞います。

全長25mある大凧が富士山麓の澄み切った青空を泳ぐ姿は圧巻です。

11時からはどんど焼きも開催されます。お正月飾りや旧年のお守りを持ち込むことができます。また厄除け団子もその場で購入することができます。

11時と13時の2回、各200名に温かい牛乳の無料サービスがあったり、地元のうまいものが大集合のキャンスポも開催され、地元の生産者がこだわりの食材を出店します。

私も子どもの頃、兄と従妹と一緒に水が抜かれて乾燥した田んぼで凧あげを楽しんだ思い出があります。

寒さも忘れるくらい夢中になって高さを競い合いました。

『立春の季に空に向くは養生のひとつ(立春の季節に空を見上げるのは健康に良い)』という古くからの言葉があります。立春とは2月4日頃、暦の上では春、新しい季節の始まりです。

そこで、新年(新春)に健康を祈って凧揚げがされるようになったとも言われていますが、現在は思い切って凧あげを楽しめる場所が減ってしまい、凧あげを楽しむ子どもたちの姿を見かけることは少なくなりました。

またどんど焼きもお正月にお迎えした歳神様を、お正月飾りを焼くことによって炎とともにお見送りをする日本の伝統行事です。

昔は組み立てや飾りつけなどを子どもたちが行っていたそうですが、最近では子供の数が少なくなり、さらに火災の危険なども懸念され、どんど焼きを行う地域が減少してきています。

『たこたこあがれin富士山』では、なかなか体験できない日本の伝統文化、伝統行事を親子で体験することができます。

富士山の麓、澄み切った青空の下での体験は、家族みんなの良い思い出になりそうですね。

無病息災と、日本の伝統文化、伝統行事が、これからも継承されていくように願いを込めて、私も試行錯誤しながら週末に向けて凧作りをしています(笑)

第20回たこたこあがれin富士山
開催日:令和6年1月13日(土)
開催時間:10:00~14:00
開催場所:朝霧アリーナ
問い合わせ先:まかいの牧場(担当:新海)0544-54-0342
*雨天の場合は中止
当日の天候不良など中止の確認:富士宮市HPからご確認ください(当日6時より)

まかいの牧場 新海様、宮さんに写真提供いただきました。ありがとうございます!

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

渡辺雅来の最近の記事