1926年(大正15年)に創業して以来、神戸が誇る洋菓子の歴史に、深く関わってきた「昭栄堂製菓株式会社」。

大人になって、
「子供の頃から好きだった、あのクッキーやパイは昭栄堂さんのだったの？」
と気付く人も多いのではないでしょうか。

そんな神戸市民の生活に浸透したお菓子屋さんの工場で、「お得過ぎるお菓子の直売が行われている」という噂を聞いて、さっそく行ってきました。

お菓子の直売所は工場敷地に入ってすぐ

車で工場に着くと、入り口付近に2台分の駐車スペースがありました。

その目と鼻の先に小屋を発見。

グリーンと白の日除けが可愛らしい印象で、遠くからでもパッと目を引きます。
どうやら、ここがお菓子の直売所のようです。

大人気のあのお菓子も！

近づいてみると、想像していた以上にバラエティ豊かなお菓子がズラリ。

自社製品の洋菓子の他、他社製品のお煎餅やどら焼き、チョコレートなども販売しています。
どれもお買い得なお値段のものばかり。

私の家族も大好きな「神戸のクッキー」と「神戸のパイ」もありました。
こちらは色んな種類が入ったアソートタイプの袋です。

「無選別 クッキー＆パイ」は、こんなに入って税込300円です。

プライスカードには「割れクッキー、パイ」と書いてありますが、素人目ではほとんど気にならない程度の「割れ」。
大きい袋にまとめて入っているので、エコな感じがするのも嬉しいですよね。

私が普段よく購入するパッケージの商品もありました。

お土産やお返しをする時に使いやすくて、とっても気に入っています。
いつもの半額で購入できて、5袋買うと1袋プレゼントしてもらえるなんて、お得すぎませんか？

こんなユニークなチョコもありました。

ホワイトデーやちょっとしたお礼に配るのにも良さそうですね。
子供におやつで出したらどんな顔するだろう。

コーヒーと一緒に出てきたらビックリしちゃうかも。

お得感が漂う「詰め合わせセット」を発見

直売所の一角に、数量限定でこのような商品が積まれていました。
お得感が漂っています。

「ごめんなさい」というイラストや文字が気になって、その理由を聞いてみました。

実は、以前大好評で行っていた「お菓子の詰め放題」が、コロナの影響から中止せざるを得なくなってしまったのだとか。

その代わりとして販売されるようになったのがこの「詰め合わせセット」。

「楽しみにしていた人達に申し訳ない」という気持ちから出た「ごめんなさい」なんですね。
や、優しい！

早く行けば必ず購入できるわけではなく、店頭に並ぶ日や時間は不定期。
それでも、お店に出したらすぐに売切れてしまうという人気ぶりです。

「お客さんの気持ちを一番に考えている会社だからこそ、美味しいお菓子が作れるのかも」
と、心がほっこりしてしまいました。

お得にゲットしてきました！

今日購入したのはこちら。

詰め合わせ袋の中身が気になりますよね。

さっそく中を覗いてみると、色んな種類の「神戸のパイ」がたくさん。

みなさんは、食べたことありますか？
1つ食べると、必ずもう1つ欲しくなる美味しさです。
何本あっても、あっという間になくなってしまうので、これは嬉しい。

全て出して並べてみました。

なんと33本も入っていました。
これはもう、かなりお得です。

みんなの手がお菓子に伸びると、楽しい時間の始まりです

学校から帰って来た子供達にクッキーを出してあげました。

「イエ～イ！」
と一番に手を出す長男。
クッキーを全種類食べようとする長女。
食べたい形が無くなって、泣きそうになる次男。

ケンカしているのか、仲が良いのか…。

そんな光景を見ていると、こちらも楽しくなって、また買いに行こうと思うのでした。