2024年4月29日(月・祝)の10時～16時、「花水木まつり」が長田神社境内及び周辺で開催されます！

こちらは「長田四大祭」の一つで、今回で20回目を迎えます。
当初は長田区役所前の広場で行われていたそうですが、もっと地元の方々に積極的に参加して欲しいとの思いから、花水木まつり実行委員会が設立され、長田神社境内及びその周辺で開催されるようになったとのことです。

◆地域の皆さんで盛り上げるお祭り

当日は長田神社境内の特設ステージで様々なパフォーマンスが繰り広げられ、例年会場は大いに盛り上がるとのこと。
出場者の祖父母が遠方から観に来られることもあり、長田神社を知ってもらう良い機会ともなっているようです。

また境内に屋台がズラリと並ぶのもお楽しみ！
こちらの屋台は長田区連合婦人会の皆さまや長田神社前商店街の店主の方が出店されているそうです。
この日にのみ販売されるハナミズキ寿司は毎年人気だとか。

“商売は度外視、とにかく長田のよさを知ってもらいたい！”その熱い思いが伝わってきます。

長田神社前のサンドール北広場では11:00～13:00の間、白バイ・消防車展示があり、記念撮影もできるようですよ。
車好きのお子様には嬉しい企画ですね！

普段は地域の皆さまの憩いの場である新湊川沿いの長田橋東広場。
ついこの前まで、美しい桜並木が私たちを楽しませてくれました。
こちらでも子供向けお楽しみがたくさん企画されています。
射的、くじびき、輪投げなど、縁日を思い出すゲームばかりです。

子ども達だけでなく、大人も思わず童心に返って楽しめそうですね！
また"お母さん(マザー)”と地域が"混ざる”の想いから名づけられた「コグージーMAZAR」ではハンドメイドのかわいい小物やお菓子が販売されます。

ちなみに、こちらがグージー。
長田神社前商店街の震災復興のシンボル・マスコットで長田神社の社に住んでいるフクロウです。

◆受け継ぎたい地域愛、そして発展を願い

子どもの頃の楽しい思い出はいつまでも記憶に残るもの。
”長田神社で何かをした”という記憶が、大人になり地域活性化を志す原動力になるのではないでしょうか。
そしてそのバトンはまた次の世代へと受け継がれていくことと思われます。

長田区の木であるハナミズキ。花言葉は「返礼」だそうです。
震災で色々お世話になった長田区の深い思いが込められています。
花水木まつりの頃には白や赤、ピンクの花が満開で咲き誇っていると思われます。花に見える部分は総苞片とよばれるもので、散りにくく長く鑑賞を楽しめるのも特徴。たおやかでいて力強いハナミズキにあやかり、地元長田のますますの発展を願わずにはいられません。

■花水木まつり会場「長田神社」
住所：神戸市長田区長田町3丁目1-1
アクセス：高速長田駅、地下鉄長田駅から徒歩約7分