【札幌市中央区】オープン3ヵ月! 間借りおにぎり専門店「おにぎり笑友」は元気をもらえるお店です!
わりとよく通る道で、"見慣れない黄色いのれん"を発見! 「おにぎり専門」と書かれています。ちょうど昼ちょっと過ぎ。グッドタイミングということで、のれんをくぐると細い階段がありました!
おにぎりが流行っている⁈
昔は「おにぎり」といえば、かつては家庭でつくるものでしたが、ここ最近、全国的におにぎりの専門店が増加中です。
1970年代にコンビニエンスストアの登場から、おにぎりは"買う"ものへとシフト。
特にコロナ禍から出店数が増え、グルメガイド「ミシュラン」に掲載される店も登場ほど。こだわりの具材を使ったものや、握り方にこだわったものなど、多種多様な店がオープンしています。
「おにぎらず」という"新しいスタイルのおにぎり"の登場から、これまで定番だった梅干しや鮭フレークなどの具だけでなく、見た目や具材などで創意工夫するタイプが登場。このことも、近年のおにぎりブームへと進化するきっかけになったといわれています。
世界の和食ブームも後押し!
今や世界各国で和食が人気です。中でも「おにぎり」のブームが急速に拡大中です。
先日テレビで、フランスのおにぎり屋さんが紹介されていました。片手で食べられ、「すし」や「天ぷら」などよりも手が届きやすい価格、具材さえ選べばベジタリアンやヴィーガン、ムスリムでも食べることができるなど、おにぎりのポテンシャルは高いようです。
"コメ離れ"と言われてきた昨今ですから、この動きは嬉しいものです。
間借り中!
まあまあよく通る道で、雪山の陰から黄色いのれんを発見! 「あら、前からあったかしら?」
のれんには「おにぎり専門 笑友」と書かれています。黄色、目立つ!
のれんをくぐるとものすごく細い階段があり、その先に、黄色いのれんに似つかわしくない雰囲気の扉が見えました。
2階は、以前「ブラウンブックスカフェ」が営業してましたが、1階のお店が移転したため、カフェは1階へ移設、2階は現在アンティークショップとなっています。
オープン3ヵ月!「笑友」
扉を開けると、カウンターが見え、右手にはアンティークの品々がところ狭しと並んでいます。
私が行った12時半ころは、すでにカウンターに先客がおり、さらに1組が出来上がりを待ち、さらに1名が待っていました。
「笑友」は週に2回。水曜日と木曜日にだけオープンの間借りのおにぎり屋さん。笑顔が可愛い女性が一人で営業しています。
「以前食べたおにぎりがふわっとほどけるように握られ、とても美味しかったので自分も作りたい」と有名おにぎり店で修業。
「私、この道、わりと通るのですが、今日まで気付かなかったけど、いつオープンしたのですか?」と私。
「あ、今日でちょうど3カ月経ちました!」と。
混んでいたので、私はテイクアウトでお願いしました。
私は1番人気の「塩さば」と「キーマカレーと福神漬け」にしてみました。
ほかにも気になる具がいろいろ! 定番の梅や鮭もありますが、キンパやザンギマヨ、サーモンクリチ、ベーコンにんにく味噌などそそる組み合わせがたくさんあります。
そして、朝8時からお酒も飲めるそうで、確かにお酒に合う具もありますね。
おにぎりも美味しいですが、明るい店主の笑顔。そして、帰る一人一人に元気な声でお礼と小さなお菓子を渡してくれる気遣いが嬉しい。
お店を出てからもしばらく気持ちが良いもの!
「笑う門には友きたる」。まさしくそのままのお店です。
<おにぎり専門 笑友>
*住所:札幌市中央区南3条西7丁目7-26 2階(Brown Books cafeでの間借り営業)
*営業日:水・木曜
*営業時間:8:00〜16:00
*公式Instagramはこちら。