ウクライナ軍、ロシア軍の侵攻後から防空システム500台破壊「奴らは隠れようとしたけどダメでした」
ウクライナ軍によると2022年2月24日から2023年8月29日までに破壊したロシア軍の防空システムが500台を突破した。ウクライナ軍は公式SNSで「奴らは隠れようとしたけどダメでした」とコメント。
2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻。ウクライナ軍では2022年2月24日にロシア軍に侵攻されてから殺害したロシア軍の兵士の数、破壊した戦車、戦闘機など兵器の数をほぼ毎日公表している。
ウクライナ軍によると2022年2月24日から2023年8月29日までに破壊した戦車は4400台以上、装甲戦闘車が8500台以上、ドローン4300機以上、輸送車7900台以上、大砲5400門以上なので、防空システムの500台は破壊した軍事システムの数としては少ない方だ。
ロシア軍はウクライナ軍のミサイルや大型ドローンを防空システムで破壊している。小型の攻撃ドローン破壊も物理的にはできるがコストパフォーマンスはよくない。ウクライナ軍ではロシア軍が侵攻してから数か月はトルコのバイカル社製の大型ドローン「バイラクタルTB2」で攻撃を行っていたが、このような大型ドローンの破壊には防空システムは適している。
だが、最近ではウクライナ軍は大型ドローンも使用しているが、破壊される確率も高いので、小型民生品ドローンに爆弾を搭載して落下して爆発させたり、ドローンごと突っ込んでいき爆発させる、いわゆる神風ドローンで攻撃している。ウクライナ軍ではロシア軍の戦車や輸送車などをドローンなどで攻撃しているシーンの動画や写真を多く公開している。だがロシア軍の防空システムを攻撃して破壊している動画や写真はほとんど見かけない。
2023年5月にウクライナ軍が破壊したロシア軍の防空システムが300台を突破した。その時はウクライナ軍は公式SNSで「防空システムは何をしているの?」とロシア軍を挑発するようなコメントをしていた。
▼500台の防空システムを破壊したことを報告するウクライナ軍の公式SNS「奴らは隠れようとしたけどダメでした」
▼300台の防空システムを破壊したことを報告するウクライナ軍の公式SNS「防空システムは何をしているの?」
▼2022年2月24日から2023年8月29日までのロシア軍の破壊状況を伝える浮くライアン軍の公式SNS