うりずん 沖縄の季語
【うりずん】
沖縄では春の暖かさを沖縄独特の季語、『うりずん』と呼んでいます。うりずんとは「潤い初め(うるおいぞめ)」が語源とされています。
カレンダーでみると旧暦の2月に低気圧が急激に発達し、風向きが大きくかわって海が大荒れになる事を『ニンガチカジマーイ』、新暦の5月、初夏を『若夏(わかなつ)』、梅雨の時期は『スーマンボースー』と表現しています。
沖縄は気温差が小さく、四季の変化がはっきりしないといわれていますが、このように表情豊かな季節を表す言葉が多く存在します。
うりずんの時期は沖縄の県花デイゴが開花。各地で海開きをし、日ごとに気温が上がってきました。夏日が増えて紫外線も強くなっています。沖縄に行く方は油断せず、曇っていても紫外線対策が必要です。