寝屋川市では、妊娠を望むご夫婦が安心して子どもを産み育てることができる環境の整備を図るため、令和6年4月から、生殖補助医療(体外受精や顕微授精を伴う不妊治療等)に要した費用に対する、市独自の助成事業を開始しました。

令和4年4月から保険適用の対象範囲が拡充され、以前より治療を受けやすい環境となったものの、一般的な不妊治療と比べて高度な治療となる生殖補助医療は、保険が適用されてもなお自己負担は高額なものとなっています。

そこで、妊娠を望む夫婦が、経済的負担を理由に治療を諦めてしまうことがないよう府内トップクラスの助成を行います。

<不妊治療費等助成について >

◇ 対象者

寝屋川市に住民登録があり、以下の要件を全て満たす夫婦 ・治療開始日から申請日までの間、夫婦(法律婚又は事実婚)であること ・申請日において、夫婦ともに寝屋川市に住民登録があること ・治療開始日において、妻の年齢が43歳未満であること ・助成対象となる治療等について、他の自治体で助成を受けていないこと

◇ 対象となる治療

保険算定の対象となる生殖補助医療(体外受精、顕微授精、男性不妊の手術)による治療(付随して行った検査等を含む)

◇ 助成内容

夫婦1組につき、上記治療に要した費用に対し、1年度あたり10万円を限度に助成。

これらの内容は、生殖補助医療を対象とした助成制度では府内トップクラスです。

寝屋川市はこれからも子育て世代に選ばれるまちとなるよう、独自の子育て支援事業を推進していくということです。

寝屋川市経営企画部企画3課より情報提供いただきました。