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吉祥寺武蔵家を再現!「家系MAX 豚骨醤油ラーメン」を実食レビュー

相場一花グルメライター

2022年9月5日、寿がきや食品は「吉祥寺武蔵家 家系MAX 豚骨醤油ラーメン」308円(税込)を新発売。こちらの商品は2020年5月18日に一度販売しているので、正確にはリニューアル商品となります。

吉祥寺家系ラーメンとして人気の武蔵家のMAX「アジコメアブラオオメカタメ」を再現していて「鶏ガラと豚骨をしっかりと炊き出し、醤油と鶏油(チーユ)を加えたこってり豚骨醤油味の濃厚なスープに、モチモチ食感の太めん」が特徴とのことです。

今回は「吉祥寺武蔵家 家系MAX 豚骨醤油ラーメン」を実食。過去のパッケージも確認してみましたが、あまり変わっていない模様。

今回のカップ麺のコンセプトは「味濃いめ・脂多め・麺硬め」なので、この辺を注目していきたいと思います。

1食(133g)あたり472kcal。炭水化物は56.8gで食塩相当量は9.1g(麺・かやく2.5g、スープ6.6g)。

原材料のスープを見るとしょうゆをベースにチキンオイル、チキンエキスとチキンが多めにポークエキスも加わった動物系の出汁がメインになっています。魚醤も少し入っているようです。

液体スープ・かやく・のりが入っています。

硬め、もっちり食感のノンフライ麺は調理時間4分です。

出来上がりがこちら。家系ラーメン特有の香りがして、食欲がそそられます。

まずはスープから。濃厚なスープは家系の風味を感じますが、思ったよりもさっぱりしていて、脂は多いという印象はありません。むしろしょうゆの味が強すぎて、さっぱり系スープっぽい。塩っ辛いのが醤油ベースなので何とか飲めるといったところますが、塩気が強い…。ガツンと塩気が好きな人はハマるのかもしれませんが。

太麺なはずですが、調理後はそこまで太くなく、中太麺くらいではないかと。コシがあり、ちぢれ具合がスープをよく絡ませいい具合です。コンセプト通り少し固めですが、あまりモチモチしておらず、少しプリッとしたコシのある麺です。家系と考えるともう少し持ちもし食感が欲しかったですね。

具材はチャーシュー・ほうれん草・のり。ほうれん草が少なかったのが残念でした。チャーシューがぺらっぺらなのも……。

全体的にコンセプトに近づけようとしていますが、想像とは結構異なる味でした。これはこれで良いとは思いますが、何か物足りないような……というのが正直な意見です。

ごちそうさまでした。

<商品詳細>
商品名:吉祥寺武蔵家 家系MAX 豚骨醤油ラーメン
参考価格:308円(税込)

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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