サバサンドとは、世界三大料理と称される美食の国トルコ発祥の料理の一つ。焼いたサバの切り身に生のオニオンやレタスを挟み、レモンをかけていただきます。そんなトルコの国民食とも言えるサバサンドを専門に扱うお店が仙川にあると聞いて、行ってきました。

お店の名前は「Little Darlin（リトルダーリン）」。仙川駅から北側に向かって徒歩4分ほどのところにあります。

細い道をちょっと奥に入ったところにあるので最初は見つけにくいかもしれませんが、富士そばの横の小道を入ったところです。お店の前では、ベティちゃんがお出迎え。

さて、お店にはチャーブロイル社の立派な燻製器があり、サバサンドに入っているスモークサバはここで温度管理されながらじっくりと燻されています。ラフロイグというウイスキーに漬けて毎日自家製でスモークしているのがポイントだそうです。

テイクアウトもできますが、カウンター席があるので、店内で食べることもできます。

サバサンド専門店なので、メニューはサバサンドが中心です。こちらは定番の「オリジナル」。チャパタというパンにスモークマヨネーズとスモークサバ、そしてザワークラウトとレタス、オニオンスライスがのっています。そこへトルコでも食べられているように、レモンの汁をかけていただきます。

ウイスキーの力でしっとりとした風味よく燻されたサバが、パンやトッピングの野菜とよくあいます。シンプルながらサバの香ばしい旨味がよく感じられます。ちなみにウイスキーは風味として残っているだけなので、このサバサンドは子どもが食べても大丈夫です！

サバはカロリーが高いイメージがありますが、燻製は油を使わない調理方法なので実はヘルシー。そして、たんぱく質やビタミンも豊富です。

こちらはトマト、モッツアレラ、バジルののったイタリア風サバサンド「ジェノベーゼ」 。不思議な組み合わせだと思いましたが、意外によく合います。女性に人気があるそうです。

サバサンドにはレモンをかけて食べると教えてもらいましたが、レモンと相性が良いようで、自家製の濃厚レモネードとも相性抜群！ パッケージにもかわいらしいですね。

サイドメニューは、約30cmあるロングポテトもおすすめです。目の前のロングポテト製造機でポテトを絞り出して作ってくれました。ボリュームがあって、ホクホクでおいしかったです。

11月22日（月）には、ランチタイムに調布市役所前でキッチンカーでの販売も行なわれるそうです。