【豊中市】今年も開催「豊中九中防犯イルミネーション」通学路の安全と地域の笑顔を生み出す温かい光
南町公園が隣接する豊中市立第九中学校。緑が豊かで環境に恵まれた静かな立地ですが、日没後は周辺が暗くなるため、日が短くなった期間、生徒の下校時の安全確保が課題となっていました。そこで2017年のPTA運営委員メンバーが中心となってスタートした防犯イルミネーション。今年で6年目となりました。
ボランティアで構成されるイルミ実行委員のみなさんとPTA、学校とが一緒になり、11/26(土)にイルミネーションを設置。
今年は豊中九中の向かいにある大阪府立千里青雲高校の生徒さんもイルミネーションの設置のお手伝いをしてくれたそう。
イルミ実行委員が中心となってイルミネーションをデザイン。毎年異なるデザインに設置の最中にも通りがかりの地域の人から期待と喜びの声をかけてもらう場面もあったのだとか。
そして迎えた12月9日(金)、豊中市長、豊中教育長、そして豊中市キャラクターのマチカネくんも出席のもと点灯式が開催。多くの生徒と地域の方々も集まり、カウントダウンで点灯ボタンが押されると、イルミネーションの美しさに歓喜の声が上がりました。
日が暮れると真っ暗になってしまう、豊中九中の正門から南町公園までの道も
イルミネーションのお陰で明るく華やかな通学路に様変わり。
豊中九中の姉妹校であるアメリカのBOREL MIDDLE SCHOOLの文字とそのキャラクターもデザインされています。
今年は千里青雲高校とのコラボレーションで、千里青雲高校によるデザインのイルミネーションも。
豊中九中の通用門と呼ばれる遊歩道側は、スイセンやコスモス、チューリップなどのデザインが施され、まるで光のお花畑のようになっています。
生徒たちだけでなく地域の方々も、色々なデザインで彩られた道を楽しみながら歩いていました。
防犯イルミネーションを始めた2017年以降、不審者情報が0件になったというこの取り組み。ボランティアとPTAが灯す温かい光が子どもたちの安全や地域の人の笑顔を生み出しています。
コロナの3年間、制約が多く、イベントがいくつも中止されてきた中、模索しながらも継続されてきた豊中九中の防犯イルミネーション。通る人たちが足を止めて眺めたり、写真を撮ったりと、冬の風物詩になってきました。これから寒さが厳しくなりますが、カラフルなイルミネーションを見て、心を和ませ温かい気持ちになってはいかがでしょうか。
点灯期間は2月25日(土)まで。毎日16:45~21:00の時間帯で楽しむことができるそうですよ。
イルミネーションの詳細はブログをご覧ください。
豊中市立第九中学校
【住所】大阪府 豊中市 新千里南町 1丁目4番1号