「ローソン 鶏しおラーメン」を食べてみました。（2024年9月より順次リニューアル発売・日清食品）

この商品は、ローソンのPB“L marche”シリーズとして発売されているカップ麺で、香味野菜と鶏の旨味を凝縮した塩味のスープに仕上げ、そこに5種の具材が入ったことでレギュラーサイズながらも食べ応えのあるリーズナブルな一杯、“ローソン 鶏しおラーメン”となっております。

では、今回の“ローソン 鶏しおラーメン”がどれほど鶏の旨味をきかせたコク深い塩スープに仕上がっているのか？豊富に使用された各種具材、食感滑らかな細めのフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食（71g）当たり324kcal。
食塩相当量は4.4gです。

次に原材料を見てみると、香味野菜や鶏の旨味などをバランス良く合わせたコクのある塩スープに仕上げ、魚介系の旨味が繊細さをプラスしたことで、最後まで飽きの来ない深みのある味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、特に調味料などは別添されていません。

では、熱湯を注ぎ3分待ちます。（必要なお湯の目安量：310ml）
その後、よくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、やはり塩ラーメンらしく淡麗系とも言える透明度の高さですが、鶏の旨味をしっかりと利かせたことで恐らく物足りなさといった感じは一切なく、香味野菜や魚介の旨味などを合わせたことによって安価で満足できる食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、ほどよい弾力とコシを合わせ持ち、具だくさんかつ麺量も60gとボリューム感に関しても申し分のない仕様となっており、そこに香味野菜や鶏の旨味を利かせたコクのある塩スープがよく絡み、芳醇とも言える鶏の風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの味付鶏ミンチ以外にキャベツ・卵・人参・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた鶏肉らしい淡白な旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープとよく馴染ませておき、後ほどすすり心地の良いフライ麺と絡めていただくと良いでしょう。

スープは、塩スープらしくサラッとしているんですが、鶏の旨味をしっかりと利かせたことで喉越しの良いコクがあり、香味野菜や魚介の旨味が加わったことによって味に繊細さが引き立ち、想像以上に旨味の強い安定感のあるテイストとなっています。

ということで今回“ローソン 鶏しおラーメン”を食べてみて、塩スープならではの後味の良いテイストに鶏の旨味をしっかりと利かせたことで物足りなさを感じさせることもなく、香味野菜や魚介の旨味が繊細さをプラス、そこに豊富な具材やすすり心地の良いフライ麺が相性良くマッチした満足度の高い一杯となっていました。

このようにローソンの“Lマルシェ”カップ麺シリーズは、リーズナブルな価格設定の割に意外と侮れない仕上がりで定番の味から蕎麦や“うどん”など様々な商品展開を行っているため、“おにぎり”のお供にハマっている方も多いのではないでしょうか？