【富田林市】藤沢台から五軒家方面に行くと元気な鶏が放し飼いに!その横には無人販売所があります。
卵は日々の生活に欠かせないものですね。富田林には主に石川よりも東側に行けば養鶏場があり、採れたての卵が手に入ります。しかし市の西側、金剛の藤沢台から五軒家方面に歩いていくと新たな養鶏場を見つけました。
それもゲージに入れて飼育するタイプではなく、鶏が放し飼い、つまに平飼いになっているのです。
最初に場所を確認しましょう。藤沢台2丁目バス停から西北方面に歩いていきます。藤沢台を離れて五軒家エリアに入ると養鶏場があり、そこに無人販売所があります。
歩いていくと無人販売所が見えてきました。
こちらが無人販売所です。
無人販売所は地味なところが多いですが、こちらはカラフルな野菜をかたどったデザインが用いられていて、遠くからでもわかりやすいです。
のぼりもあります。これらは藤沢台方向から歩いていけばすぐにわかります。
こちらの五軒家内海養鶏無人直売所は内海グローバル株式会社(外部リンク)が経営しています。
この内海グローバル株式会社は、富田林駅近くにあるベトナム食材屋&カフェのSHO-KYU TIỆM V Y CÁ (ショウキュウ ティエンベイカー)さんを経営している会社です。
内海グローバルさんが販売しているということは、ベトナムが関係しています。こちらにゆで卵専用と書いている卵がありますが、これは日本で食べるゆで卵と似て非なるもの。ベトナムのゆで卵(rứng gà vữa)を作る生卵です。
その場でrứng gà vữaを調べると、ベトナムでは最近流行っている卵ということを知りました。ということでチャレンジ精神の旺盛な私はとても気になったので購入しました。
持ち帰って実際にゆでてみましたが、普段私がゆで卵を作る時のように、お湯を少なめにして蒸気の力を使うと破裂するのでたっぷりとお湯に入れてゆでた方が良いです。
殻をむくとこのように、白身の部分よりも黄身の部分が圧倒しているように見えます。食べてみた感想ですが、白身と黄身がブレンドされたような不思議な食感です。それでも塩かけて食べると十分ゆで卵として美味しいです。
またマヨネーズとあえてサラダにすると全く違和感がありません。
このときには売り切れていたようですが、内海グローバルさんは、このほかにも孵化する直前の卵「ホビロン(バロット:trứng vịt lộ)」も生産販売しています。
日本ではまだまだ馴染みのうすい、珍しい卵ががここで手に入るんですね。もちろん普通の生卵も販売しています。
それ以上にこちらでは、卵生産へのこだわりが見られます。画像の説明書きにも書いてあるようにゲージに閉じ込められて卵を増産する主流の飼育方法を否定し、鶏を放し飼いしている点です。
この方法は、ベトナムの地方の村では行われている方法ですが、日本の場合はコストの問題もありなかなかできません。それでも比較的広大な場所がある富田林五軒家だからこそこういう事が出来るんですね。
ということで内海グローバル株式会社の内海社長に連絡して、無人販売所の事や卵へのこだわりについてインタビューしてみました。
◇直売所について。
◇養鶏について
◇卵について
◇会社としての業務
無料販売所の横土手の下を見ると実際に鶏が放し飼いをしているところが見えます。
夜はあそこで眠るようですね。
いろんな色をした鶏の姿が見られます。説明書きの通り元気に歩き回っているから健康な卵が産み落とされれるわけですね。
おっと、眺めていると鶏が近寄ってきました。どうやら餌が貰えると思われたか。
気が付けば入口に殺到しています。まるで通勤電車のようですね。
私は鶏の餌を持っていないのでどうする事も出来ませんが、確かに自由に動き回れる鶏は素人から見ても元気いっぱい。この鶏から産み落とされる卵が健康的でおいしいのは当然でしょう。
もちろん市販の卵よりは割高ですが、もしおいしい卵が食べたい思ったら放し飼いの卵を購入して見てもよさそうですね。
五軒家内海養鶏 無人販売所
住所:大阪府富田林五軒家1丁目9-7
電話番号:0721-25-6460(内海グローバル株式会社)
アクセス:南海金剛駅からバス 藤沢台2丁目バス停下車徒歩10分
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