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クイーンズ!駅伝女王のランニングシューズは?

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|優勝タイムが2時間12分台に

 女王を争う駅伝、非常にオールスター揃いの走りが見られました。そして優勝タイムが2時間12分台と、昨年に続き今年も大会新記録。シューズの進化とランニングフォームのダイナミックさが表れた結果ではなかったでしょうか?

|1区から激しいレースが!

 1区の区間争いは、資生堂の木村選手がスタートから飛び出しました。昨年同じ1区で敗れた岡本選手(ヤマダホールディングス)と3000mなどの日本記録保持者の田中選手(豊田自動織機)を行き成り突き放す走り、その後ろには、オリンピアの萩谷選手(エディオン)、世界陸上のマラソン代表の松田選手(ダイハツ)を置き去りに、そのダイナミックな走りや筋力は男性に負けない走り、シューズもナイキの厚底シューズを遺憾なく発揮した印象です。

|3区も豪華メンバー!

 最長距離の3区は、廣中選手(JP日本郵政)と新谷選手(積水化学)の激走は圧巻でした。この区間は、一山選手(資生堂)安藤選手(ワコール)前田選手(天満屋)岩出選手(デンソー)と、前回のMGCメンバーを抑えての走りに、4区はジェプングティチ選手(資生堂)が逆転し、そのスピードを5区6区と衰えず、大会記録でゴールしました。

 全体の印象としては、トラックのようなダイナミックな走りと、ナイキアルファフライが目立ち、ヴェイパーフライやアシックスメタスピードスカイ、アディダスのアディオスプロなど厚底カーボンシューズを使いこなすことによりスピードアップしている印象。女性アスリートの今後の飛躍が身に映る駅伝でした。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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