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人生に悩んでいる人へ。アイザック・アシモフの名言「死は平穏だ。厄介なのは…」英語&和訳(偉人の言葉)

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はアイザック・アシモフの名言をご紹介します。アイザック・アシモフ(1920~1992年)は『われはロボット』『ファウンデーション』などの作品で知られるアメリカの作家です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいアイザック・アシモフの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

人生に悩んでいる人へ。アイザック・アシモフの名言「死は平穏だ。厄介なのは…」英語&和訳(偉人の言葉)

“Life is pleasant, death is peaceful. It's the transition that's troublesome.”

「生きることは楽しい。死は平穏である。厄介なのはその過渡期である」
アイザック・アシモフ(アメリカの作家)

人は皆いつか死ぬ。人の死は必ずしも悲しいことではないのではないかなと。
私の母は今70歳なのですが、持病があって体も弱くなって、死が近づいているなと感じることがあるのですね。
何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る。
年を取ればしわができる、白髪が増える、体が弱くなる、記憶力が落ちる、それまでできていたことができなくなる。失うものが多いですよね。それでもそこには得るものもあるのではないかなと。年を取って経験を積んで、今まで分からなかったことが分かるようになる。気付かなかったことに気付く。

死とは命を失うことですよね。死も失うばかりではないと思うのですね。
生きることは楽しいことばかりではありませんよね。病気、けが、失恋、失業、結婚、離婚。楽しいこともあればつらいこともある。
死というのは人生の終わりであると同時に、生きる苦しみからの解放でもあると。

これは美輪明宏さんが以前婦人公論でおっしゃっていたことなのですが、「家族や大事な人と死別したら、皆さん、悲しみにくれると思います。でも、あの世に行けば病気もないし、悩みも苦しみもありません。明るくてのんきなところにいるので、ご安心を。いつまでも嘆き続けていると、かえって故人に心配をかけます」。

人生に悩んでいる人へ。「人生」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はアイザック・アシモフの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『アイザック・アシモフの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、アイザック・アシモフの名言を5句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「人生・生きがい」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「人生」や「生きがい」に関する世界の偉人たちの名言を60句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「人生」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“In the end, it's not the years in your life that count. It's the life in your years.”

「重要なのは何年生きたかではなく、それをどう生きたかです」
エイブラハム・リンカーン(第16代アメリカ合衆国大統領)

“To live is the rarest thing in the world. Most people exist, that is all.”

「生きるとは、この世で最も稀なことである。ほとんどの人は、ただ存在しているだけなのだ」
オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人・劇作家)

“If you want to live a happy life, tie it to a goal, not to people or things.”

「幸せな人生を送りたいなら、それをなんらかの目標と結びつけなさい。人や物とではなく」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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