【育児】勝手にどこかに行こうとして叱られた息子が、テンパリすぎて見せた「驚きの言動」とは?
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こんにちは、ニシムラマコジです。
これは息子が8歳の頃、家族で旅行に行った時のことでした。
旅行でテンションが上がっていたのでしょう。
街を歩いていたら、突然息子が遠くに走っていってしまったんですよね。
慌てて追いかけた僕は、息子を捕まえてすぐさまお説教しました。
知らない街で迷子になったら大変ですし、そこは結構な都会だったので人も多く、どこかに悪い人がいないとも限りません。
だから僕は息子の行動がいかに危険だったかを教えようと、こんな場所ではぐれてもし悪い人に誘拐されたらどうするんだとか、知らない土地、知らない人だらけの状況では特に用心しなければならないことを、ビシッと伝えたんですよね。
すると息子は慌てた様子で僕の胸に飛び込み、僕の手を強く握りました。
そうそう。
こういう時には手を繋ぐのが安心だし安全だ。
そう思いながら僕は息子と一緒に歩きかけたのですが…
次の瞬間!
息子の口から想定外の言葉が飛び出したのです。
「オレが今手を握ってるの、本当にとーちゃんだよね?」
はあ!?
なんと…
息子は目の前にいる父が実は知らない人なんじゃないか…
と心配になって疑い、それを確かめようとしてきたんです!
おそらく僕が知らない人には気をつけろと言いすぎたのでしょう。
だから息子は不安になって「ここは慎重に行動すべきだ!」となり、念のためにそんなことを言ったのだと思いますが…
だからと言って、毎日顔を合わせて今の今まで話をしていた父を「ひょっとしたら父親ではないかもしれない」と疑うなんて、我が息子ながらどうかしてるぜ、と思った次第です。
でもまあ昔から「人を見たら泥棒と思え」なんて言いますし、知らない人を安易に信じるより、その人が信じるに足る人物か見極める慎重さはトラブルに遭遇しないためには必要なことだと思いますので…
息子にはその持ち前の慎重さを失わず、常にいろいろなことを用心して、この先もトラブルとは無縁の楽しく健やかな人生を歩んでいってほしいな…と思います。
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<登場人物紹介>
とーちゃん:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。
かーちゃん:作者の2歳年下の妻。ニシムラ家の絶対王者。
おーくん:小学校高学年。ちょっぴり泣き虫な男の子。
みーちゃん:小学校低学年。ちょっぴり気まぐれな女の子。
■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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