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【富田林市】寒い時にあえてウォーキング!金剛伏山台第1公園から寺池台3号公園まで歩いてみました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

以前、金剛東地区の遊歩道の記事を書きましたが、実際に歩いて各地域を回ってみると、金剛・金剛東地区は住んでいる人たちが健康的に過ごせるためであるのか、緑の多い歩いて気持ちの良い散歩道が作られていて、都市計画がしっかりしているのを肌で感じました。

そこで今回、金剛地区でそういう散歩に最適な遊歩道が無いか探したところ、気になる場所を見つけました。

こちらは金剛伏山台、金剛錦織台、寺池台のあたりですが、地図の小さな四角は個人の住宅です。その合間に緑のところがいくつかあり、それは小さな公園になっています。

ということで、この公園を結ぶように歩いていったらどんな風景に出会えるのだろうと、実行してみることにしました。

ルートは、金剛伏山台1号公園から金剛伏山台3号公園、金剛錦織台2号遊園を経て、寺池台3号公園方向を目指すというものです。

スタートは滝谷駅。そこから歩いて金剛伏山台1号公園を目指しました。滝谷駅から伏山を経由して金剛伏山台に向かう坂道で、この横にある並んでいるため池を取材したことがあります。

そのため池を上がったところに金剛伏山台があり、その中に金剛伏山台第1公園があります。

住宅の先を見ると、見えてきました。金剛伏山台1号公園です。

この辺りはもともとあった丘陵地をそのまま造成して作られている地域なので、どうしても細かい勾配があり、階段になっています。

たとえばこの金剛伏山台1号公園も地図だけ見れば南北に細長いので、西側からサクっと行けそうですが、実は高低差がある場所でそれなりに階段を上る必要があります。

逆に南から入るとスロープ状にはなっていますが、ほとんど高低差が無くスムーズに入れるので、南側から公園内に入るのがお勧めです。

公園は住宅地の中でも高台にあるので、目の前の空が広いですね。標高をアプリで調べると130メートル地点なのだそうです。

おなじみの大平和祈念塔(PLの塔)も、団地の向こうにはっきりと見えています。

南北に長い公園なので、公園の中を通って北方向に向かいます。

公園の北側は、広場のようになっているところがありました。

公園の北側からの出口です。スロープ状に下っていき、最後は階段になっていました。

金剛東地区はほとんど途切れることなく遊歩道が整備してありましたが、この地域は残念ながら断続的に住宅地を通る必要があります。と言ってもわずかな距離です。

住宅地を抜けこの道路を渡ると、次の金剛伏山台3号公園が見えてきました。

3号公園は先ほどの1号公園と比べて、面積が小さいですね。

それでもベンチがあって、休憩にはばっちりでした。

3号公園を越えると、ため池が見えてきました。池の名前を調べたのですが、富田林市の公開している地形図を見ても「調整池」と書いてあるだけで、池の名前はないようです。

調整池の横を歩いていくと、次の公園が見えてきました。金剛錦織(にしきおり)台2号遊園です。このあたりが金剛伏山台と金剛錦織台の境目のようです。

2号公園ではなく2号遊園です。一体どう違うのかと思って調べると、一応定義のようなものがあって、「遊園」は遊ぶことを目的に造った施設で、「公園」は人々のいこいを目的に造った庭園や遊園地を意味しているそうです。

では実際に、どう違うのか見てみましょう。

スロープ状になっているので、この時、電動自転車の人が何人も通り過ぎていきました。スロープは階段と違って歩きやすいのが良いですね。バリアフリーです。

右手に簡単な遊具があって確かに遊園ですが、公園のようにゆったりと休憩できる憩いの場なのかと言われると少し疑問に感じます。

そのためあえて公園ではなく遊園と名前がついているのかなと思いました。

スロープの上に上がると別の住宅地があります。丘陵地帯に連なる住宅地同士の高低差を結ぶ意味もあるんですね。

上りきると出口がありました。

出口を振り返ってみました。このように坂を上がってきているのがわかります。

遊園の入り口がおおよそ標高115メートルで、上がってきた出口が標高120メートルとなっており、5メートルの高低差があることがわかりました。

少し歩くと、さらに上に行く階段がありました。造成である程度平たくしているとはいえ、山そのものを完全に削っているわけではないのでこうなるんですね。

また逆に、低いところに建物の屋根が見えています。

この建物は自治会館でした。

自治会館からは下りの階段がありました。今回最後の目的地である、寺池台3号公園に向かいましょう。

コンクリートの壁に挟まれたようなところを歩いていきます。

ところで、この右側に見えるコンクリートの壁の反対側ですが、地図では水色を示していたのでてっきり池だと思っていました。しかし、地形図には何も表記されていませんでした。

ということで航空写真を見るとこのようになっていました。確かにもともとはため池だったようですが、もう使っていないようで埋め立てているようにも見えます。だから何も表記されていなかったようなんですね。

ということで寺池台3号公園に到着しました。ちなみに標高は130メートル地点です。

寺池台3号公園をそのまま道なりに歩くと、錦織公園の入り口にたどり着きました。このように住宅地にある公園を結ぶように歩くと、ほど良い散歩ルートになっています。

この辺りは微妙に高低差があるので、想像以上に良いウォーキングとなるかなというのが実際に歩いてみての感想です。とはいえ本格的な山ほどではないので、体力に自信がない人でも歩きやすいのもポイントが高いですね。

金剛伏山台1号公園
住所:大阪府富田林台金剛伏山台5-6
アクセス:南海金剛駅からバス 寺池台小学校前バス停から徒歩5分
     南海滝谷駅から徒歩20分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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