会津木綿柄の折り紙を使ったワークショップ「花作会」が募集とともに満席となるなど、今注目を集めています。折り紙の製造とワークショップを主催している福島市の「第一印刷」を訪問、会津木綿柄の折り紙の魅力を探ってきました。

会津木綿柄の折り紙アート

福島市岡島にある「第一印刷」は、印刷・出版業やオリジナル商品を含むグッズの制作、ホームページをはじめとしたデジタルコンテンツの制作などの事業を展開しています。

エントランスホールの壁に飾られてあるアートをよく見てみると、なんと全て会津木綿柄の折り紙で作られています！

折り花を800個使用して作られた大作です。
折り紙には、会津木綿の独特の立体感もあり、会津木綿の縞柄が素朴ながらも美しく、地元民としてはとても愛着がわく作品です。

会津木綿柄の折り紙

第一印刷では、「福島」らしさが伝わるメモ帳やノートなど数多くの文房具も企画・製造しています。そのひとつ「会津木綿柄 シリーズ」。

会津木綿は、400年の伝統をもつ素朴ながらも美しい縞柄が特徴の民芸織物です。現在会津木綿の伝統を守り続けている織元は、わずか2軒。地元民もなかなか触れる機会が少なくなっています。

そこで、より会津木綿を身近に触れ、その魅力を感じてほしいと織元と協力し、実際の柄を使った文具シリーズが誕生しました。見た目もさることながら、手触りの感触は、本物かと思うほど心地よく、ぜひとも手に取って感じて欲しい逸品。
見事な会津木綿の独特の立体感と手触りの再現は、まさに紙の質とプリントにとことんこだわった福島の印刷会社だからこそできた芸術的な製品です。

会津木綿柄の折り紙ワークショップ

さて、毎回満席の「会津木綿柄の折り紙ワークショップ」は、約3年前に折り紙を多くの方に身近に活用して楽しんでもらいたいとはじまりました。
季節のリースやウェルカムボードなどバリエーションが豊かで、どれも普段の生活に馴染む作品ばかりです。

折り紙でできているとは思えない完成度の高い作品です。裏面も柄のイメージに合わせ、色が付いていますので、鮮やかで、華やか。

さらに、ビーズとコラボレーションしたアクセサリーも作ることができ、女性に大人気です。

参加者は、折り紙の風合いと手触りを味わいながら、世界にひとつだけのオリジナルの作品作りを楽しんでいます。

ワークショップは、少人数の予約制で受け付けています。ぜひ、福島の伝統的な会津木綿を折り紙を通して楽しみながら感じてみてはいかがでしょうか。

※写真や内容は、2023年6月25日現在の情報です。最新情報は、公式サイトやSNSでご確認ください。

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