【福島市】花見山を一望できるイタリアンレストラン「Cortile(コルティーレ)」オープン
福島県を代表する花の名所「花見山」を一望できる高台に、2023年3月1日、イタリアンレストラン「Cortile(コルティーレ)」が、オープン!早速プレオープンで足を運んだ様子をリポートしていきます。
コルティーレ~花見山の中庭~
花見山ウォーキングトレイル駐車場より徒歩で15分、高台にある一軒家です。
木の温もりあふれる開放的な店内は、大きな窓から陽ざしがたっぷりと差し込み、とっても気持ちがいい。
花の季節は、目の前に百花繚乱のごとく一斉に花々が咲き競う桃源郷が広がり、吾妻連峰と花々のコントラストを楽しめる特等席です。
店名のコルティーレは、イタリア語で「中庭」。花見山の中庭という意味が込められています。
まさにこれからの桃源郷の季節、テラスからの眺めは、想像しただけでもさぞ美しいことでしょう。
地産地消のこだわりイタリアン
さて、ランチは「パスタランチ」と「コースランチ」の2種類。
今回は、月替わりパスタランチ(サラダ・前菜4品・スープ・ドルチェ・ドリンク)をご紹介します。こんなに付いて、なんと1,650円!!
まずは、前菜から。
食材は、地産地消にこだわり、福島県産。その上、レストランのある渡利地区産の果樹や野菜もふんだんに取り入れています。
サラダには、渡利地区産のりんごを使ったさっぱりとしたドレッシング。フルーツ王国ふくしまならではのメニューは、景色とともに季節ごとに足を運ぶのをより一層楽しみにさせてくれます。
ちなみに、花見山の木々を連想させるような印象的な「木」の形をしたクラッカー。パリパリした食感で、チーズの塩気がいいあんばいで、思わずもう1枚食べたい!と口にしてしまったほどのおいしさです。
小麦粉とチーズの配合などをその日によって変えて焼いているそうで、行く度に味の違いも楽しめるかもしれません。
続いて、メインのパスタは3種類(トマト・オイル・クリームソース)から選べます。この日私は、春らしい「桜えびと菜の花のペペロンチーノ」を選びました。
桜えびの香ばしい香りと菜の花のほろ苦さがマッチして、目の前に広がる景色とともに、味覚でも春爛漫を感じることができます。
〆は、ドルチェのティラミスと珈琲。
プラスで、既にリピーターが続出と言う大人気ドルチェ「クリームブリュレ」もいただきました。
表面パリッパリ、カラメルソースのほのかな苦みと、たまごのコクをしっかり感じられるなめらかな舌触りで、幸せいっぱいな気持ちが口中に広がります。
最後に、オーナーの中村彩さんにお話しを聞きました。中村さんは、元々飲食関係で働いており、自分のお店を持つのが夢で、理想の物件を探していました。そこで運命を感じた夢と理想が詰まった場所がここ。
「花見山の美しさは、春だけではない。春夏秋冬、窓の外にまるで絵画のような景色が広がるんです」。
まるで窓が額縁。福島への愛が詰まったおいしい料理と山々が彩られる桃源郷の景色を堪能しに、早くも次に足を運ぶのが楽しみでなりません。
そして、中村さんは、夢だったレストランオープンに辿り着くまでに、多くの人たちとのご縁があって今がある「人とのつながり」をとても大切にしています。
「ただのレストランにはしたくないんです。今までお世話になった方、そしてせっかく繋がった方とのご縁はお金では買えないですから!これを繋いで繋いで楽しい空間を作っていきたいです」と。
ここから、ワークショップや新しいコラボ―レーションを通じて、多様な人と人がつながる”中庭”にもなるのかもしれませんね。そして、彩にあふれた福島市の新しいイタリアンレストランとして飛躍していくことでしょう。
■コルティーレ
時間:11時30分〜15時、17時30分〜21時(Lo.各30分前)
休み:火曜
アクセス:福島駅から車で10分弱※花見山ウォーキングトレイル駐車場より徒歩で15分
駐車場:あり
電話:024‐597‐6997
公式Instagram
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