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子どもの自己肯定感が上がる魔法の言葉!幼児教育講師厳選「6つのIメッセージ」

子育て勉強会TERU幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

幼児教育講師のTERUです。

日々の子育て本当にお疲れ様です!

今日は前回に引き続き「Iメッセージ」についてお話しします。

今回はさらに深堀りし、子どもを伸ばすために使っていきたい魔法のIメッセージを6つご紹介してきたいと思います。

>>前回の記事はこちら

【子どもを伸ばす魔法のIメッセージ】

①「〇〇してくれてとても助かったよ。いつもありがとう」

子どもがなにかしてくれた時に使うIメッセージです。

例)「お手伝いしてくれてとっても助かったわ。いつもありがとう」

よく、お手伝いをしてくれた子に、「上手にできたね!」という方がいますが、残念ながらそれはただ褒めているだけで、褒められるために動く種を撒いてしまっています。

一番のモチベーションは人の役に立つ喜びですので、「〇〇してくれてとても助かったよ。いつもありがとう。」と伝えるのがベストです。

②「〇〇くんが〇〇を頑張ってる姿を見るとお母さん嬉しくなるわ」

子どもが一生懸命頑張っているものに対して使ってほしいIメッセージです。

例)「〇〇くんがお勉強を頑張ってる姿を見るとお母さん嬉しくなるわ」

こういったものはどうしても結果を褒めがちです。

「良い点取ったね!」「優勝したね!」「ホームラン打ったね!」「上手にピアノ弾けたね!」。

それを繰り返し伝えられると子どもは、結果が全てだと考えるようになってしまいます。

そんな中、このIメッセージで声をかけられると、結果ではなく「私が頑張っている。それだけでも周りの人に良い影響を与えているんだ!」ということを感じることができます。

そして、結果ではなく、あなたをちゃんと見ているよという親からの愛情も伝えることができるので、ぜひ色んなタイミングで使ってあげてください。

③「〇〇ちゃんがそう言ってくれるとお母さん優しい気持ちになるよ」

子どもが良い言葉を使ってくれた時に使いたいIメッセージです。

子育てをしていると、子どもの悪い言葉は気になってブーブー言うのに、良い言葉はスルーしてしまいがちです。ですが、それを拾ってあげてIメッセージで伝えてあげると、子どもは積極的に良い言葉を使うようになります。

私は良い言葉が使える人間ほど幸せなものはないと思っています。

なぜかと言うと2つの理由があります。

1)周りとの信頼関係を作れるようになること

良い言葉を使える人と一緒にいるともちろん気持ちがいいですよね。なので良い言葉は良い人間関係を作っていくのです。

2)自分で自分にプラスの意識を与えられるようになること

よく言霊なんて言いますが、良い言葉を意識して使っていくとその言葉に引っ張られて、自分自身がプラスに考えられるようになっていきます。

マイナス思考の人は、意識してプラスの言葉を使うとプラスの考えができるようになっていくのです。

このIメッセージは、良い言葉を使う最高の習慣に繋がっていきます。

子どもの良い言葉を幅広く拾ってあげてください。

④「お母さんは〇〇ができる〇〇くんはすごいって思うよ」

子どもの良い行為に対して使ってあげたいIメッセージです。

例)
「お母さんはお友達に優しくできる〇〇くんはすごいって思うよ」
「最後まであきらめないで挑戦する〇〇くんはすごいって思うよ」
「きちんとお片付けができる〇〇ちゃんはすごいね」

といった感じで使っていきましょう。

このIメッセージは、子どもの能力的な凄さ以外に使っていくのが良いと思います。テストの点数や成績などに使うとただの褒めるになってしまうので、あくまでその子の行為、特に長所を教えてあげるような意識で使ってあげてください。

これを繰り返していくと、子ども自身が自分の長所を自覚し始めます。自分の良いところを認識できると、何事も自信を持って取り組めるようになっていきます。

⑤「お母さんは〇〇くんの力なら〇〇までできると思うんだけどどう?」

あなたにはまだまだ可能性があるということを伝えるIメッセージです。

例えばお片付け。いつもタラタラ片付けている子に

「〇〇くんの力なら5分で片付けられると思うんだけどどう?」

そうすると子どものスイッチが入り、今までは見たことがないようなスピードで取り掛かれたりします。

もっと早くやってほしい。もっと頑張ってほしい。そんな時に使っていきたいIメッセージです。

⑥「お父さんもお母さんも〇〇ちゃんが大好きだよ」

子育てにおいて一番大切なのは、無条件の愛を子どもに与えることです。

何ができるとかどんな学校に行っているとか、そんなことは関係なく「どんな〇〇ちゃんでもお父さんとお母さんは愛しているよ」ということを伝えていくことは本当に大切なことなんです。

こんなこと恥ずかしくて言えない。と思うかもしれませんが、ぜひ伝えてあげてください。

それと合わせて、抱きしめるということも大切です。

小さい頃にたくさん愛情をもらった子は、心が安定して自己肯定感も高く、大人になって外の世界で自分の足で堂々と自分の道を突き進んでいくことができるようになります。

いかがでしたでしょうか?

Iメッセージを意識して使えるかどうかで、子育てはガラッと変わります。

子育てだけでなく、家族同士でも友人同士でもIメッセージの効果は同じです。

ぜひ、自分が人に良い影響を与え人を勇気付けることのできる存在になれるように練習してみてくださいね。

皆さんの子育てを応援しています!

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登録者11万人超のYouTube『子育て勉強会TERU ch』より
登録者11万人超のYouTube『子育て勉強会TERU ch』より

幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

YouTube登録者11万人超。これまで1,200人を超える子どもの教育に携わらせてもらってきました。幼児教育現場で培った知識を世の親御さんにお届けし、親子共に成長できる子育ての実現を目的として活動しています。現在は、親御さん向けの子育てコミュニティの運営や、子どもの脳と心を育む子ども向け動画作成に力を入れています!

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