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犬の「どこ」を見ると、気持ちが分かる?

ドッグトレーナー/金倉高志犬のしつけ教室【ドッグキャッチ】

犬の気持ちを理解するには、体全体のボディランゲージを見ることが重要です。

特に以下のポイントを観察することで、犬が感じていることを読み取ることができます。

1. しっぽの動き

しっぽの動きは、犬の感情を最もよく表す部分です。

しっぽを振る速さや位置、振り方によって、犬が喜んでいるのか、不安を感じているのか、興奮しているのかがわかります。

例えば、高い位置でしっぽを速く振っている場合は興奮や自信を、低い位置でゆっくり振っている場合は不安や恐れを示していることがあります。

2. 耳の位置と動き

耳の動きや位置も犬の感情を示す重要なサインです。

耳が前方に立っている場合は、警戒心や興味を持っていることが多く、耳が後ろに下がっているときは、不安や恐怖を感じている可能性があります。

また、リラックスしている時は、耳が自然に垂れていることが多いです。

3. 目の表情

犬の目の動きや表情も、犬の気持ちを知るための手がかりです。

瞳孔が拡大している場合は、興奮やストレスを感じていることがあります。

また、目を細めたり瞬きを増やすのは、犬がリラックスしている時のサインです。逆に、じっと見つめたり、目を逸らす行動は、緊張や不安を感じている可能性があります。

4. 口や舌の動き

犬の口元も感情を伝える部分です。

リラックスしている犬は、口が軽く開いていて舌が少し見えることが多いです。

一方、口を閉じている場合や唇を引き締めている場合は、緊張や不快感を感じていることが考えられます。

また、頻繁に舌を出して舐める行動は、ストレスを感じている可能性があります。

5. 体全体の姿勢

犬の体全体の姿勢は、その気持ちを反映しています。

自信を持っている犬は、姿勢がしっかりとしており、立ち姿が安定しています。

一方で、体が低くなり、耳やしっぽが下がっている場合は、恐れや服従を示しています。

また、遊びたい時は、前足を伸ばしてお尻を上げる「遊びに誘うポーズ」を見せることもあります。

まとめ

犬の気持ちを読み取るためには、しっぽ、耳、目、口、体全体の姿勢を総合的に観察することが大切です。

これらのボディランゲージを理解することで、犬が感じていることや何を望んでいるかをより正確に読み取ることができます。

愛犬の気持ちに寄り添い、適切な対応を心がけることで、より深い信頼関係を築くことができるでしょう。

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犬のしつけ教室【ドッグキャッチ】

「犬のしつけは絶対に楽しい!」を合言葉に、東大阪市でドッグキャッチしつけ教室を運営しています。愛犬と一緒に頑張る犬のしつけ教室です。ドッグトレーナー歴20年以上の経験を活かし、愛犬との暮らしがさらに楽しくなるような情報を発信していきます。YouTube【犬のしつけチャンネル/金倉高志】では、犬のしつけや犬との暮らしについて動画配信していますので、そちらもぜひご覧ください。TV東京{テレビチャンピオン犬通選手権で優勝}を始め、テレビやラジオ出演も多数あり。

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