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【シャインマスカットはランク外】人生で一度は食べるべきぶどう3選

青髪のテツ野菜のプロ

八百屋歴10年の青髪のテツです。

10月に入り、ぶどうや梨、いちじくなど秋の果物の売り場面積が広がってきましたね。

秋が旬の果物の中でも、圧倒的な人気を誇るシャインマスカット。私も最初にシャインマスカットを食べたときは感動しました。

ただ最近はシャインマスカット以上に感動的な食味のぶどうに出会うことがしばしばあります。

そこで今回は八百屋の私がシャインマスカットを除いた品種で、人生で一度は食べてほしいぶどうを3品種紹介します。

1位クイーンルージュ

クイーンルージュとは「シャインマスカット」と「ユニコーン」を親にもつ長野県で生まれたぶどうの品種です。

生まれた産地である長野県でしか栽培することができないようになっています。

2021年に品種登録されたばかりで、まだ生産量が少ない希少なぶどうです。

クイーンルージュの特徴

クイーンルージュには下記の特徴があります。

・美しい大粒の赤ぶどう

・シャインマスカットを超える糖度

・チェリーのような風味

・種無しで皮ごと食べることができる

・ほのかなマスカット香

クイーンルージュについて気になる方は「クイーンルージュの特徴と取り寄せ方」という記事を読んでみてください。

2位ナガノパープル

ナガノパープルはその名の通り、長野県で生まれた黒ブドウです。

皮ごと食べられる珍しい黒ブドウということと、食味が良さで一般的なスーパーでも取り扱っているお店が増えてきました。

巨峰やピオーネが皮ごと食べられたら最高なのにな〜と思っている方には最適なぶどうです。

ナガノパープルの特徴

ナガノパープルの特徴を簡単に3つあげるとすると、下のような感じです。

・濃厚な巨峰のような味

・皮ごと食べられる黒ぶどう

・大粒で果汁が多い

ナガノパープルについて気になる方は「ナガノパープルの特徴と取り寄せ方」という記事を読んでみてください。

3位クイーンニーナ

クイーンニーナとは「安芸津20号」と「安芸クイーン」を親にもつ広島県で生まれた品種です。

生まれた産地は広島県ですが、長野県で主に栽培されています。2011年に品種登録された比較的新しい品種です。

皮ごと食べることができる品種ですが、シャインマスカットに比べると少し口に残る感じがするので、個人的には皮をむいて食べるほうがおいしいかなと思います。ただ、そのめんどくささを除けば味は一級品なので、多くの方に知って欲しいぶどうの品種です。

クイーンニーナの特徴

クイーンニーナには下記の特徴があります。

・美しい大粒の赤ぶどう

・糖度が非常に高い

・種無しで皮ごと食べることができる

・よい香りがする

クイーンニーナについて気になる方は「クイーンニーナの特徴と取り寄せ方」という記事を読んでみてください。

人生で一度は食べるべきぶどう3選まとめ

今回は人生で一度は食べてほしいぶどうを3品種紹介しました。

入手しにくいものを含めれば、さらにおすすめしたいぶどうはあるのですが、それらのぶどうはめちゃくちゃ高かったり、購入ルートが限られていたりするため、比較的手に入り安いぶどうの中から紹介しました。

今の季節が一番多種多様なぶどうを食べることができるタイミングなので、よかったら今回紹介したぶどうを食べてみてくださいね。

他にも「八百屋がおすすめする南水梨を紹介」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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